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弱さを見せることができる強さを

部屋を片付けていると、
ある一冊のノートを発見した。

わたしはよく、
自分のきもちがわからなくなったとき、
自分の中を整理したいときなどに、
ばーーっとノートに自分の内を
書き出すということをするのだけれど、
そのノートには一年前に悶々とした日々を
過ごしていた自分が、これでもかというほど
まっすぐと綴られていた。

そして、ちょうど一年前の10月1日

『自分と向き合う』

そんなテーマで、
一年前のわたしは何ページにもわたり、
自分の内にある想いを綴っていた。

そこには自分の弱さが見せられず、
悶々とした思いを抱えている自分がいて、

今日も自分と向き合った。
わたしは弱い。自信もない。
でも、そんな自分を見せることが怖いから、
嫌われたくないから、
ほんとうは見せていないだけ。
だれかに気づいてほしい。わかってほしい。

そんなことが、永遠とつらつらと綴られていた。

一年前のわたしは自分の弱さを見せられなくて、
自分を取り繕って生きていた。

弱さを見せることが怖かった。

わたしはあまり悩むイメージを持たれないから、
これまでの自分がすべて
否定されるような気がして怖かったから。

ほんとうは違うのに。ほんとうは弱いのに。

そんな自分を見せられないことが、
苦しくて苦しくてたまらなかった。

でも、強い人なんていないんじゃないかと思う。

誰しも弱みを抱えていて、
それを見せることが怖いから、
見えにくくなってしまうから、
ただ気付けていないだけなんだと思う。

誰しも弱くて当たり前だと、
誰もが思えるようになってほしい。

弱さを見せられることが、
ほんとうの意味での強さなんだと思う。

どんな自分もまるっと受け入れて
あげられるようになってから、
自分の弱さを周りにも
見せることができるようになってから、
ほんとうの意味で強くなれたような気がする。

この1年間はものすごく
密度の濃い時間だったけれど、
楽しくてうれしいことだけじゃなくて、
つらくて苦しくてたまらなくなることも
たくさんあったけれど、
その全てがあったおかげで、
わたしは今日も生きている。

自分と向き合うことは、
見たくない自分を見てしまったり、
知りたくなかった自分に気づいてしまったり、
そんなことが多いから、
とても苦しくてたまらなくなることも
たくさんあるけれど、
それでも、これからも自分と向き合うことは
ずっとずっと大切にしていきたい。

自分が自分を、
一番大切にできるようになるために。

そして、未来の自分のためにも、
いまの自分が抱えている想いを
これからもちゃんと残しておこうと思う。

いまの自分にしか残せないことは、
たくさんあると思うから。

そう思って深夜に眠気に耐えながら、
このnoteを書いてみた☺︎

過去の自分との対話ができた、いい夜だったな🌙

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