河童と、インドと、私と、母と | 9歳の偏愛
1.恐るべし学級文庫妹尾河童さんの『河童が覗いたインド』。
小学4年生の時、教室の後ろのランドセル入れの棚の隅にひっそりとあった「学級文庫コーナー」で、この本を見つけて、何気なく手に取った私。
「うわ・・これ、ぜんぶ手書きだ。。。すごい」
見知らぬ国インド。の多様な世界、人々、暮らし、がギュッと精密な手書きの絵と文字に込められている。美しい建築や風景はもちろん、乗り物、宿の間取り、菩提樹、セクシーすぎる遺跡、ガンジス川での沐浴、サリーの着用方法、道端の不思議なビジネス、