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#12 パキスタン | シンド | アジュラック
#2、#8に引き続き、パキスタンのシンド州に伝わる染物アジュラックです。
こちらはペイズリー、勾玉型の植物文様です。
このペイズリー柄の起源は諸説あって、一説として、西アジアに古くから伝承される“生命の樹”がモチーフとされています。カシミール地方においては糸杉に由来するという説があるそうです(出典はこちら)。
初期段階の胎児、尾を引いた生命の塊、という説もあるそうで、どれも生命を指すような意味合いがありそうです。
このグレージュの色合いは、日本の服にも合わせやすいように思います。
私の大好きなアジュラック、製作工程を眺められるビデオを見つけました。
気が遠くなるほど、延々とブロックプリントの判子を押す作業が続きます。
ものづくりをしている工程を知ることも、とても好きです。