或る種の薬物依存に陥る5秒前

0.センチメンタルジャーニー

 深夜のセンチメンタルな時間は精神を犠牲にして、大いなるクリエイティビティを発揮することが多々ある。感情的書いてしまう恋愛系とでも言えば良いだろうか?そのシリーズは不思議な事に皆が読みたがる。

1.他人事

 この事実から人は煽動されたものか、他人の不幸か、恋愛が大好きである。同年代ならば共感できる事が多いだろうし、年齢が離れたそうならば、ああ最近の若者はこういう事をしてるのねあらかわいい。くらいに思って読んでくれているのだろうか?真相は闇の中である。

2.多大な犠牲

 私はできれば健康的な生活の一部として文章を書きたくて仕方がないのだかあれに荒れた生活の中ではまともに日中素直な文章が書けないのである。まして私は一種の不眠症を患っていて医療的手段を持ってして眠りに着こうとしているのにこのセンチメンタルな時間を利用して文章を書くのが好きだ。ただし医療的手段を以てして書いているので文を生成することは破滅への一歩に違いないのである。

3.薬物依存なのでは?

 そう、私は或る種の薬物依存なのだ。処方箋の指示通りに服用をしているが本来の睡眠をとって眠りに付き、規則正しい生活を送るという行為を真っ向から否定する行動をとっているのである。担当医曰く、夜は創作が捗る時間なだと仰っていた。思考力の低下で、気持ちに素直になったり、コンプレックスを丸出しな文章をかいてしまったり、翌朝起きたら穴に埋もれたくなる気持ちを抑えられないのにも関わらず駄文を書くのがやめられない。

4.文字で媒介するなら事実は螺曲がる

 何故なのか?答えは単純である。他人にとって私の文章は全て虚構の世界の話であり、単なる喜劇に過ぎないのである。この過程で私がどれほど胸を引き裂かれる思い出物事を整理し、騙し騙し日々を送っていることなど他人事なのだ。けれども読者は私の事を面白いとは思っても、憐れむことは無いと推測できる。何故なら文字を返している時点で真実は捻じ曲げられているし、私が文字起こししている事は私の中で過去改変が起こった事も大いにあるからだ。すなわち、事実を書こうとしても文章というのは読者の想像性が裕な限りフィクションでしかないのだ。

5.小鳥と地底へダイブするよ、けふも

 小鳥のさえずりとともに朝になったしそろそろ寝ることにしようではないか。イカれてしまった世界と早くなる鼓動に終止符を打とうではないか。夢の中で、六畳一間に行き私はダイビングするのであったとさ、

慈悲をください、、、!