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瞑書家&ヨーガ講師 好朶かおり
2022年2月21日 11:21
美しい碧色に囲まれた何処かから来た天の子との出逢い。自分もその憧れの場所へ辿り着いた宙の子。ただ、居心地が良かった其処は、何故かずっと居てはいけないと感じた。そして、また再び、自分が来た"宇宙"へと、帰ることに。「なんだか、あっという間だった。もっと長く居たかった氣もしたけど、ずっと居たくないなぁ…とも感じたしなぁ。何故だろう?」宙の子は、帰りながら、高く昇りながら、ぼんやり
2021年10月30日 18:18
空がどんなふうか?これから向かおうとしている天の子は、ちょっぴり、怖かった。宙の子は言った。「みんな、"空"って言うけどさ、もっともっと、ずぅ〜っと遠くて高くて、広くてさ、"宙"って言うんだ。」「あら! "空" じゃないのね?…で、そこは、どんな色なのかしら。」「そうだなぁ、何色って言うのかな。赤かな、いや、黒だったり、紫だったり、たまにはそう、白かったりもするしね。
2021年10月27日 16:57
天の子は、宙の子に訊いた。「あなたは、何を見たいの?」「う〜ん、その、綺麗な碧色が何か?確かめてみたいな。君は、それが何か知ってるんだろ?」天の子は応えた。「…そうねぇ、私はずっと、その中で過ごしていたから。一体、それが何なのか、見たことないの。」「ふぅん…そうかぁ。でもさ、君みたいな子が居たところなら、きっと、優しい素敵なところだね!?」「そうかしら?そうだと