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EQ・セルフサイエンスを学ぶことで生きることがうんと楽になる、3つのポイント
2016年に「セルフサイエンス(Self-Science)」という言葉と出会いました。そしてその探索の中で「EQ」と出会いました。死の淵から帰ってきてやっとスマホを見れるようになったある日、病院のベッドで。
一生懸命がんばって生きたら、倒れてしまった
2016年秋。2児のシングルマザーになって1年半。養育費は当たり前のように止まってしまい(日本では養育費の支払い滞りについて他国のような罰則などはなく、8割のひとり親が養育費を受け取れていません)、強制執行を行うためにすごくがんばっていました。仕事も一生懸命でした。
年子の子どもたちの下の子が生まれてすぐの離婚でしたので、「私がこの子たちを守る」と強い意志とやる気でいっぱいでした。
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そして強制執行のための本当に煩雑で数か月におよぶ手続きを無事すべて終えた夜、病気を発症しました。まさに、アドレナリンが切れた、という感じでした。
その後しばらくは病気が悪化していき、奇跡のようなご縁があってやっと回復したあとは「やるべきことをがんばってやっていただけなのに、倒れてしまっては意味がない。どうしたらずっと走り続けられるんだろう?」「24時間ベストな私でいられるにはどうしたらいいんだろう?」「もしや、ベストな私でいるためには走り続けるという発想がそもそも違うのか・・・?!」いろいろなことを考えていました。
そしてよくわかったのは「私は自分のことを全然わかっていないんだ」ということでした。
病院のベッドで出会った「セルフサイエンス」という言葉
Anabel Jensenという、EQエデュケーションのパイオニアである彼女が書いた記事を見つけました。日本語であれやこれや検索して腑に落ちる情報を見つけられず、やっと英語で見つけた記事でした。「これだ!」と全身に電気が走り、そしてふわっと軽くなった感覚を今でも覚えています。
2016年秋、病院のベッドで「セルフサイエンス」という言葉と出会い、その後感情知能EQの資格を立て続けに取り、現在は米国Six Seconds Network Leaderのひとりとして、世界中のEQファシリテーター・エデュケーターたちと活動をしています。
世界中のEQ・セルフサイエンスのプロフェッショナル達に感化され刺激を受け励まし合いながら、過去の、自分の外側の何かから影響を受け過ぎて自分のことが全然わからずに倒れてしまった私のような人をひとりでも多く楽にできたら、と思っています。
さて、そんな四六時中セルフサイエンスの虜になっている私が思うセルフサイエンスの恩恵を、3つだけ共有します。
①セルフサイエンスの短期的恩恵:セルフケアの時間になる
毎月の定期クラスと、年に数回の特別クラス、更には日本唯一のセルフサイエンスエデュケーターコースを6月より開始するDAIJOUBUでは、どなたでもお気軽にご参加頂けるワークショップのような時間を毎月数回開催しています。継続的に参加するとわかるのは、心のためのヨガ、のような時間だなぁということです。
セルフサイエンス、というのは、自分を科学すること、自分の傾向やパターンをよくわかっていること、自分に何をするとどうなるのか知っていることです。これを「自分のプロになる」と表現しています。
ヨガも、たった1回で体中のすべてが解決するのではなく、1回1回どこか軽くなる、伸びて心地良くなる、継続的にやっていくことで整え方がわかってくる。そして、しばらくさぼってしまうとカチコチに錆びついてしまい、ほぐれるのにまた時間がかかってしまう――。
体のことは(たしかに疎かにしてしまうことは多くの人にあるかと思いますが)まだイメージが付きますよね。では心はどうでしょう・・?
日頃私たちは頭をたくさん使っています。心と頭をバランスよく使ってみるのはどうでしょう?すると、心も頭も、ゆるんで解れる感覚があります。
エビデンス・サイエンスに基づいた手法で行うセルフサイエンスには、心と脳に心地よさと刺激とがあります。ヨガのように、基本的には自分で取り組むことですが、時々クラスや1on1のセッションに参加をして、整え方のチューニングをすると、驚くほど、自分の内面のセルフケアに繋がります。
②セルフサイエンスの中期的恩恵:日々がとっても楽になる
これが一番驚いたことでした。学び始めた頃は、「何かができるようになる」んだとばかり思っていました。確かに時間が経ってくると前よりできるようになったことはたっくさんあります。ですがそれよりも、「しなくて良いことがたくさん増えた」という感覚です。
● みんながこうしてるからその方が良いみたい、でも納得はいかない
● こういうときはこうできないとオカシイのにどうしてできないんだろう
● どうしてあの人はいつもイライラしてるんだろう、こっちまで腹が立つ
● あの人のあれはどういう意味だったんだろう、気になって眠れない
● 言わなきゃよかった、また余計なことしちゃった、どうしようどうしよう
こういうときの運転の仕方というのでしょうか、自分の乗りこなし方、みたいなものがわかってきます。1mmたがわず同じ出来事が起こるわけじゃありませんから、1個クリアすればその先ずっとオッケーというものではありません。対処の仕方、その状況の乗り越え方、そんな時期の過ごし方といった、ソフトなスキルが身につき、苦しくて苦しくて仕方ない、ということが本当に少なくなって楽になりました。
③セルフサイエンスの長期的恩恵:アップダウンも含めた、自分の人生の生き方がわかる
これもまた先ほど書いたように"1個クリアすればその先ずっとオッケー"というような、単純なものではありません。でも、明らかに、この命の生き方・喜び方、何が許せなくて何に命を賭けられるのか、どんなことに癒されて充電されるのか、どんな世界にいたいのか、どんな世界を見たいのか――。こういったことがよりくっきりとわかるようになります。だいたいの軸が定まる、といった感覚です。
これは頑固とも違います。私はこう、あなたはそう、あぁそうなんですね!が幾重にも重なる感じ。自分をよくわかり尊重していると、相手のことを尊重するのは前ほど難しくありません。もちろん「?!」と思う出来事もあります。でも、少し時間を掛ければ、そうかそうか、とわざわざ(自分の内側も、外側へも)大事にせずに済むようになります。
でも、どんな得意なこともきっとそうなように、「日頃の心掛け」が大切です。どんなに素晴らしかったプロサッカー選手も、きっと何年もサッカーも見ずボールも触らずにいれば、突然張り切ったところで肉離れを起こしてしまう。日頃から自分のことをよくわかろうとし、自分がいつも心身健康でいられるようにメンテナンスする、それがセルフサイエンスなんです。
セルフサイエンスとは、世界にたった一人しかいない「自分」をテーマにした学び
自分のことがわかると、世界はもっと優しくなる・楽しくなる。とっても楽になります。いつも一生懸命で、いつも何かにイライラして、いつもすぐに傷ついて。今それがゼロになったわけじゃありませんが、セルフサイエンスを学び続けることで、そんな私を前より快適に生きられるようになり、とっても楽になりました。
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