東洋経済のChatGPT特集
雑誌ですが、ChatGPTの特集をしていて、気になったので読んでみました
ChatGPTの無料版では入力したデータがサービス改善に使われる。有料版はそれがないが、データはオープン AIのサーバーで30日間保管される。3月20日には、他人のチャット履歴が閲覧可能になるバグも発生した
ChatGPTは、アウトプットの品質を高めたり、高い専門性が必要な作業をアシストしたりするのに向く
自分の視点になかった、的を射たアイデアを出してくれる。一方で、何かを伝えるにはまだ弱く人間の方が優れていると感じる
一度で終わらせずに、何度も対話をかさねるのも精度向上につながる
パナソニックコネクトは、2月からOpen AIの AIアシスタント機能を国内に導入。利用開始から1ヶ月間の質問数は5万5000に達した
GPT3.5では、 AIが生成したテキストの75%が採用できるレベルだったが、GPT4は、9割に近くが採用できる。広告のクリック率も2割程度高い
情報漏洩を防ぐために、個人情報や社外秘の情報を入力しては行けない。例えば取引先からもらった英文の要約文書を入力して要約させるといった利用は避けるべき
入力された情報はそのまま第三者に出力される可能性があり、企業が利用するなら学習に使われないことを保証される有償での利用が安心
利用ガイドラインを策定する必要がある
1.社員が利用する際の承認者を定める
2.入力する際のリスクを列記すること
2つは最低限行う必要がある
生成 AIの開発・実行に不可欠な AI半導体の世界シェア8割を握るのはエヌビディア。マイクロソフトとは、21年に自然言語生成モデル「MT-NLG」を共同開発、22年にはクラウド AIコンピュータで提携しており、 AI半導体の覇権を握っている
LLMの性能を評価する指標の1つに「パラメータ数」があるが、GoogleのPaLMは5400億とGTP3.5の3550億を上回る
ChatGPTの周辺ビジネスなども、色々書かれていて、とても参考になります。雑誌ですがおすすめです!