年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資
久々に金融系の書籍で、平積みになってて気になったので買ってみました〜
大事なポイントは、できるだけ早く始めること、きちんと投資先を選んで株を取得すること、一時的な株価の動きに動揺せず、前向きに株数を増やし続けること
配当株投資の6つの魅力
1.企業が利益を上げ続ければ、半永久的に配当金が得られる
2.企業の利益があがると、配当金も増える
3.株価や市場の動向に影響されない
4.給料以外に安定した収入を確保できる
5.配当金は自由に活用することが可能
6.配当金は家族や子孫に引き継ぐことができる
1番と楽しさと強みは、配当金の「増配」があること。分配する配当金が前期よりも増えるのを増配という
配当株投資の4つのポイント
1.株価の動向に左右されず、できるだけ早く始める
2.長期的な視点を持って、淡々と株数を増やしていく
3.1つの企業に集中せず、分散して株を保有する
4.自分の目標に届くまで、中途半端にやめない
投資金額が1000万を超えると、企業からの配当金は30万から40万に達する
100万 → 1000万 = 100万円を「10倍」にする必要がある
1000万 → 2000万 = 1000万を「2倍」にするだけ
2000万 → 3000万 = 2000万を「1.5倍にするだけで済む
「金融・銀行」「商社」「保険」「通信」など安定的に稼ぐチカラを持った業種の中から、その分野の代表するような有力企業を厳選して持ち続けることが重要
配当株投資では、そもそも株を売る必要がない
自分が買った時よりも株価が1〜2割下がっていれば「今は積極的に買う時だな」と判断。1〜2割上がっている状況であれば「今はもう少し様子を見るべきだな」と考える。「価格の軸」を持つ
「銀行・金融」「保険」「通信キャリア」はすべて、「ストック収入」の業態。一度契約したら、その契約が終わるまでは継続して対価が得られるタイプのビジネス
大型株を選ぶ際の基準
1.「参入障壁」が高い業種から選ぶ
2.業界の第1位と第2位の企業を選ぶ
3.「3割」以上のシェアを持つ企業を選ぶ
4.「ストック型ビジネス」の企業を選ぶ
株式情報サイト「IR BANK」をチェックすれば、企業の長期的な業績が分かる。少なくとも10年は遡る
1株当たり利益が下がるケース
「増資」企業が資本金を増加させること
「第三者割当」株主が否かを問わず、企業が特定の第三者に対して、新たに発行する株を引き受ける権利を与える資金調達方法のひとつ
「ストックオプション」企業が役員や従業員に対して、特定の金額で自社の株式を購入する権利を与えること
発行済株式総数が増えるため、1株当たり利益は下がる
配当性向は、一般的に30〜40%前後
営業利益を含めて、トップラインが毎年2割〜3割のレベルで伸びて、「この企業は一体どこまで成長するのだろう」と感じさせるほどの勢いで業績をアップさせるのが第一段階
「配当株投資=高配当株を買う」という意識を捨てる。高配当ランキングはあくまで参考資料と考えて見る
情報サイトなどで有望株を探すためには、配当利回りが「2%」くらいの企業に注目するのが有効な方法。一般的に4%を超えると高配当とられている
「配当性向」と「配当利回り」は両方を見る必要がある
1.「1株当たり利益」(円) =
「当期純利益」÷「発行済株式総数」
2.「配当性向」(%) = 「1株当たり年間配当金」÷「1株あたり当期純利益」×100
3.「配当利回り」(%) = 「1株当たり年間配当金」÷「1株の購入価格」(株価) ×100
明確な目標を持って、自分の軸をブラさずに、最低でも10年間はひたすら株を買い進めていくことが、配当株投資のすべて
配当金を企業の成長とともに増やしていく投資法で、投資金額をうまく増やしていけば、確かに楽になる概念が分かり投資スタイルの参考になる1冊でおすすめです