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「すごいリーダー」じゃなくてもOK!組織を成長させるリーダーの新常識

こんにちは!
今日は、組織の人数が大きくなればなるほど、リーダーの役割を変化させていかなければならない、という内容についてお伝えしたいと思います。



1. 組織の成長とリーダーの役割の変化


組織の人数が30人を超えると、カリスマ的な「すごいリーダー」が一人いるだけではどうにもならない、という状況が出てくると思います。

最初はリーダーのカリスマ性とか能力が組織を引っ張ってくれるかもしれないですが、ある程度の規模になると、一人で全てを見て、決めて、動かすのはさすがに無理があります。

そのタイミングが、組織が次のステップに進むべきポイントだと考えています。

組織が大きくなると、どうしても業務が複雑になって、同時に進むプロジェクトや担当エリアも増えてきます。

このとき、一人のリーダーだけに頼っていると、どうしても対応しきれなくなってしまいます。
だから、リーダー自身が「全部自分で決める」というスタイルから、チーム全体がもっと自律して動けるようにする必要があるんです。

そして、人数が増えれば増えるほど、リーダーの影響力にも限界が出てきます。
物理的にも、精神的にも。
これが、リーダーシップのあり方を見直すべきタイミングです。

自分が全てをコントロールするのではなく、組織が自ら成長し、動いていけるようにするのが、次にリーダーに求められる役割だと思っています。



2. リーダーの役割とは?


リーダーって聞くと、多くの人は「組織の頂点にいる人」ってイメージしがちですよね。
でも実際のところ、リーダーは頂点に立って指示する人っていうより、全体を見渡して、みんながちゃんと働ける環境を整える存在なんです。
だから、リーダーが一番優秀である必要なんて、実はないんです。

一人で全部抱え込むリーダーは、組織が大きくなるほど限界を迎えてしまいます。
リーダーが万能であるというのは、現実的には難しいですし、全ての仕事に最適な判断を下すなんて不可能です。

だからこそ重要なのは、自分の能力よりも「どうやって組織全体の力を引き上げるか?」なんです。

リーダーに求められるのは、カリスマ性とか、何かに秀でていることじゃなくて、全員がベストを尽くせる環境を作る力です。
リーダーが全てを知っている必要はなく、むしろ「適材適所」で組織を動かしていくことが大事なんですね。

リーダーの仕事は、組織が進むべき方向を示して、そのために必要な道筋を整えることです。

自分が全部解決するより、チーム全体で問題を解決する方が、結果的にはうまくいくんですよね。
一人で走るより、みんなで走った方が、長く続けられますから。



3. 二番手、三番手を育てる意義


組織が成長するにつれて、リーダー一人の力だけじゃ回らなくなってくる時が必ずきます。
このタイミングで必要なのが、「二番手」「三番手」となる存在を育てることです。
リーダーが一人でずっと頑張るのは限界がありますし、リーダーが疲れてしまうと、組織全体も停滞してしまいます。

ここで二番手、三番手のスタッフをしっかり育てておくと、リーダーが全てを決定しなくても、チームがスムーズに動けるようになります。
リーダーがいちいち全てを指示しなくても、メンバーが判断できるようになると、業務のスピードも上がります。

そして、何よりもリーダーが不在でも混乱せずに組織が回るようになるのは大きな強みです。
これはリーダーのリスク管理の一部でもあるんです。

リーダーとして、いかに自分以外の人に責任とリーダーシップを委ねるかが大事なんです。
リーダーが全てをコントロールするんじゃなくて、チーム全体が自律して動けるようにする。
それが本当の組織の成長につながるのだと思います。



4. 自分より優れた人材を育てるリーダーシップ


リーダーにとって、本当に価値があるのは、自分が一番優れていることじゃなくて、自分より優れた人材を育てることなんです。

これは簡単じゃないですよね。
だって、自分よりも優れた人を育てるって、ある意味プライドを捨てることにもなるからです。
でも、これができるリーダーこそが、組織全体を本当に成長させるリーダーだと考えます。

リーダーがまずすべきことは、自分が持っている知識や経験を惜しみなくシェアすることなんです。

「自分だけが知っている」じゃなくて、みんながその知識を活かせるようにしてあげることが大事です。
そして、リーダー自身も学び続けて、新しいことに挑戦する姿勢を見せることが求められます。

それから、自分を超える人材を育てるには、適切なフィードバックをして、メンバーが成長できるチャンスをどんどん提供することが重要です。

失敗を恐れずに挑戦できる環境を作ることも大事ですし、リーダーはあえて一歩引くことも必要です。
あまり関与しすぎると、メンバーが自立するチャンスを奪ってしまいます。

こうして、リーダーは組織全体に「育成の文化」を根付かせていくことができます。
一人ひとりが成長を実感して、互いに学び合う。
それが結果的に組織全体の成長につながっていきます。



5. リーダーの最終的な目標:組織全体を成長させる


リーダーの最終的な目標は、自分が目立つことじゃなくて、組織全体を成長させることです。
リーダー自身の成果も大事かもしれないですけど、組織全体がどう成長し、成功するかが本当のゴールなんですよね。

リーダーとしてやるべきことは、組織のビジョンを示して、それを実現するための環境を整えることです。
個々のメンバーが自分の役割を理解して、そのビジョンに向かって動けるようにサポートする。
そして、その過程で新たなリーダーが自然と生まれてくるような組織づくりが大切です。

成長する組織は、自律性が高いという特徴があります。
リーダーに頼らずに、みんなが自分の役割を果たして動けるようになるのが理想です。
リーダーがいなくても回る組織、これが本当に強い組織なんです。

そして、リーダー自身もフィードバックを受け入れたり、失敗を許容したりすることで、メンバーにチャレンジする文化を根付かせていきます。
それが組織全体の成長を促すのです。

結局、リーダーが目指すべきは、自分が組織の中心にいるのではなくて、組織全体が自律して成長し続ける文化を作り上げることなんです。

自分がいなくても組織がちゃんと回るようにすることが、リーダーとしての最終的な成功といえます。


ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました!

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《このnoteを書いた人》
ひろ/介護事業経営者/理学療法士/介護支援専門員
・病院で80人の部下を抱える管理職⇒介護で起業⇒7事業立ち上げ⇒経営11年目
・仕事効率化、知的生産、ビジネス書、文房具、ガジェットの話題が大好き
X(旧Twitter)で介護事業の運営・マネジメント・リーダーシップについて発信
YouTubeで介護事業の起業・経営について発信
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