『ブリジャートン家』②~「存在が意識を規定する」を逆手にとったダイバーシティのドラマ
わたしは、すっかりこのドラマにはまり、ついに原作本『ブリジャートン家1~恋のたくらみは公爵と』まで、アマゾンで取り寄せ、読んでしまった。そして、思った。ドラマを先に見ていて良かった。
あの原作から、こういうドラマが生まれるなんて、制作陣に脱帽だ。
それは、まるで、黒澤明が、芥川龍之介の短編小説を原作にして、あの名作映画「羅生門」を生み出したようであった。
原作を大胆にアレンジして、現代にふさわしいドラマにしてロマンス歴史ドラマにしてしまったションダ・ライムズはすごいプロデ