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『ブリジャートン家』の謎④サイモンとダフネが見ていたあの「イギリスの風景画」を描いたのは誰なのだろうか❓

『ブリジャートン家』は、衣装も音楽も大変凝っていて、それだけ見ても十分楽しめますが、ドラマの重要なシーンに出てくる絵画にもまた、興味がそそられます。

第3話で、ダフネは、プロイセンの王子を歓迎する王室主催のサマセットハウスのパーティに招かれます。王子の気を引こうと必死の令嬢たちと違って、ダフネの頭にはもうサイモンのことしかありませんから、無意識に彼の姿を探していて、王子に話しかけられても、気もそぞろです。
人気のない広間で、熱心に「風景画」を見ていたサイモンを見つけ、ダフネは、近づいていきますが、彼女もまた、その「風景画」に魅せられてしまいます。惹かれ合いながらも、まだはっきりとは、お互いを意識していない2人でしたが、同じ絵をみて、同じことを思い、心が共鳴し合うのを感じる。
いよいよ恋の深みにはまろうとする瞬間を描いた印象的なシーンです。

わたしは、ここのシーンの「風景画」を、どこかで見たことがあるような気がするのですが、誰の絵なのかわからない、それで、その絵が気になって仕方がないのです。

ジュリア・クインの原作には、そもそも王子は登場しないし、このようなくだりもありません。ドラマだけのまったくオリジナルなシーンなのです。

物語は1813年、その絵は、ヘイスティング公爵の母が好きだった絵という設定でから、「ロマン主義の風景画」なのかしら??
イギリスの「ロマン主義」の画家は風景画を好んで描いたというし。

でも、ちょっと違うような気もするのです。ターナーのような、自然から、宇宙のエネルギーを感じるような作品ではないんです。

どちらかというと、「写実主義」のような、静かな風景画です。
「イギリスの風景画」でネットで検索してみると、似たような絵画はいっぱいでてきましたが、同じ絵は見つかりませんでした。

「ブリジャートン家」のドラマの解説サイトにも、絵についての説明はありませんでした。それらしく描いたオリジナル作品なのでしょうか。

でも、わたしは、確かに、どこかで見たような気がするんです。

絵に詳しい方がいたら、ぜひ教えて欲しいと思います。お願いします。


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松幸 けい
最期まで読んでくださってありがとうございます。誰かに読んでもらえるなんて、それだけで嬉しいです。もし、気に入っていただけたら、スキしていただければもちろんもっと嬉しいです。よろしくお願いします。