幼い頃の夢を叶えながら生きていく
わたしは今、このnoteを家から10分ほどにあるサンマルクカフェでチョコレートパフェをたいらげた後に書いている。
書いて早々に脱線するが、わたしはカフェチェーン店の類いの中で、サンマルクのパフェが一番好きだ。
季節もの含め色々と種類があるけれど、
わたしは一番オーソドックスなチョコレートとバナナのジャンルのものがお気に入り。
サンマルクのパフェは無駄がない。
例えばこのチョコレートとバナナのパフェ。
一番下はチョコレートソースがあって、
その上にたくさんのコーンフレーク、
そしておいしいソフトクリームにカットされたバナナが2切れ。
そしてとても小さなチョコレートケーキに、サクサクのウエハース。
一寸の無駄もなし!!
シンプルで、かといってポイントはおさえている。ゼリーとか、ムースとか、そういった類いはこのパフェにははいっていない。でも、それがいいのだ。
話を元に戻すが、今は20時前。
晩ご飯はまだ。なのにパフェはたいらげている。小学生のわたしだったら許されざる暴挙である。
なぜこのパフェを食べようと思ったのか。
もちろん「食べたかった」という思いに忠実であっただけなのだけど、
今読んでいる増田ミリさんのエッセイ本にこんな記述があった。
「スーパーではカートを押す派だ。『大きくなったらひとりでカートを押して買い物したい』と思っていた子供のころの夢を叶えてあげているのである」
わたしは、この記述を読んだ時に胸が「きゅーん」とした。
切ないのでも、恋愛の類いでときめいたのでもなく、
過去の自分を愛おしく、大事にしているミリさんのその行動がとっても胸にささったのだった。
めちゃくちゃ素敵。
過去の自分の夢を、今、かなえてあげなくてどうする!!!!
早速、わたしも過去の自分ができなかったこと、幼かった自分が夢だったことを、
大人になった私がかなえてあげよう!!!と思った。
とはいえ、思い返してみると大人になったわたしは十分自分に甘く、
だいたいのことはかなえてあげていた。
寝る時間は自分で決めているし、お風呂に入るのも自分のタイミング。母に急かされることはない。
友達だって、付き合いたい人をある意味選んで付き合っている。小学生のときみたいにあんまり合わない子と同じ空間で勉強したり、ご飯を食べることもない。今は大好きな人たちと遊び、ご飯を囲んでいる。
いっぱい漫画を読みたい!というのも、(たぶん他の家よりは本や漫画は買ってくれる家ではあったと思うが)今では、社会人になった己の力をいかんなく発揮し、読みたいものはだいたい読んでいる。
そんなに高級なご飯を食べたりもしないけど、行ってみたいカフェや飲食店は行ってみてるし、
自分のプライバシーというのも自分で守れている。なんでもかんでも親に報告?バレるということもない。
いいねいいね、幼いわたしよ、諦めるな。
今その思いは大人になったわたしがだいたいはかなえてやっているぞ…という少し誇らしいような、昔の自分を励ましてあげたいような、そんな気持ちになった。
あとはかなえるとすることをしいて言うならば、
働くタイミングを自分できめたいな。
働きたいときに働いて、働きたくないときは働きたくない(わがまま)
というところでしょうか。
宿題も習い事もしばられず、ぼーっと好きなタイミングでご飯たべて、漫画や本やテレビを楽しみたい!という夢を叶えてあげたいのである。
でも、そのためには安心できる貯蓄がないとできませんなあ。
でも今日は、休みの日に大好きなパフェを食べ、これから家に帰って適当に食べたい晩ご飯を食べて(夫は出張中)、自分のタイミングでお風呂に入って眠りにつく。
大人って本当に良い。未来は明るいぞ、と思うのだった。