寝技をしていると、まるでテレパシーでも使えるように離れていても心が通うようになる!
離れていても、以心伝心、まるでテレパシーが使えているように、お互いに意思が通じ合うような瞬間がよくある。これはどういう状態なのだろう。
テレパシーで相手と話している感覚
ちょっと難しい相談を副社長とした。一旦は僕の意見を押し通したのだけど、一晩たってから、柔道の寝技稽古をしている時間が、ふと思い出されて、離れていても、まるでテレパシーのように、相手と会話しているような感覚になったとき、やっぱり彼の意見が正しいように思えてきた。
ものごとには直感というものがあって、最初に思いついたアイデアが正しいということがよくある。そして、もし彼と僕とが同じ人間なら、彼のアイデアは、僕にとっても「最初のアイデア」でそれが正しいということになる。
相手の意見に合わせるとか、合わせないとか、そういう区別はそこにはなくて、二人は二馬力の頭脳を持っている同じ人間ということに僕の中ではなっている。
寝技稽古と量子もつれ
ミクロの世界には不思議な性質がある。1つの光子を2つに分裂させると、片方の光子に与えた影響が、離れた場所にある光子にも瞬時に現れるという現象だ。この2つの光子は「量子もつれ」の状態にあるとされている。そして二つの光子の間では、まるでテレパシーのように、情報がやり取りされる。
寝技稽古を一緒にやっている人の脳とは、この「量子もつれ」の状態が実際に起きているように思えてくる。離れていても、以心伝心、お互いに意思が通じ合うような瞬間がよくある。特に、事業継承をしたいという人には寝技柔道が絶対おすすめだ。阿吽の呼吸で経営のバトンタッチもスムーズだ。
これからも寝技柔道を通じて、僕自身の、社員同士の、あるいは取引先との離れていても通じ合うこころというものを育んでいきたいと思う。
9月4日(水)柔道稽古 ー 2024年稽古123回目
準備運動、柔軟、肩ブリッジ、背中歩き、脇しめ、オットセイ歩き、腹ばい歩き、ワニ歩き、エビ、逆エビ、横エビ、そして寝技 世界一周100秒x10セット、素読、講話。
世界一周の中で袈裟固の鉄砲返しがみんなまた下手になってきていたので、また復習していきたいです。世界一周は寝技の集大成です。勉強になります。