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農業講座

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兼業農家芸人・松尾アトム前派出所が、長野県の農村やリンゴ農園のあれこれをご紹介
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#お笑い芸人

第25回「チェンソーこわい」

落語みたいなタイトルになっちまっただわあ!
「まんじゅう」じゃなくて「チェンソー」だけど。
しかし、あの年末事件についてはこのnoteでも触れておこう!

昨年2017年僕は剪定で枝をあまり切らないスタイルをとり、
(剪定を知らない方はこのコラムの剪定の回をお読みください!)
りんご畑は枝まみれジャングルと化しました。
(まあ、ジャングルは大概木まみれ枝まみれですけどね)

結果、畑全体が暗く太陽

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第24回『松尾考案野菜料理その8』

第24回『松尾考案野菜料理その8』

「A.B.Cな林檎」

①スプーンでさんさ(りんごの品種)の芯をくり抜く
②くり抜いた部分にアーモンドダイス、バター、シナモンを入れる
③レンジで温度を250度設定で10分間焼き上げる
④焼いたものを冷蔵庫で冷やして食す。

作秋に新宿ネイキッドロフトで松尾アトム前派出所の農業冗談トークライブ『前略、土の上より〜A.B.Cな林檎〜』というイベントをやって
そこでオリジナル料理がいるので
タイトル名

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第23回『松尾考案野菜料理その7』

第23回『松尾考案野菜料理その7』

「草の根かきわけ一門の温泉旅行」

①うすくちしょうゆ400CC、砂糖130グラム、酢100CC、にんにく1かけ、生姜1かけ、赤とうがらしを鍋に入れ沸騰させる。
② ①が煮立ったらミョウガ1キロぶちこむ。その後約1分間煮る。
③ ②を冷蔵庫で冷やして完成!

歳くってきたら絶大の信頼を寄せるのが経験とミョウガでしょう!
その実力派ミョウガに、生姜にニンニクといった草の根掻き分けて採取する系の食材の

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第22回『松尾考案野菜料理その6』

第22回『松尾考案野菜料理その6』

「アボカドの角部屋の陽当たり良好」

レシピ
①アボカドの先端を細かく刻みマヨネーズと和える。
②残りのアボカドを薄切りにしオリーブオイルと塩で味付けしておく
③目玉焼きをつくる
④豚肉をフライパンで炒めしょうゆ、みりん、砂糖、塩こしょうなどで味付けする。
⑤ごはんのうえに①〜④をのせて完成!

まあ、これ早い話がロコモコですね!
ロコモコもアボカドの角部屋の陽当たり良好も
軽く韻踏んでますね!

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第21回『松尾考案野菜料理その5』

第21回『松尾考案野菜料理その5』

さあ、それではいきましょう!
今日紹介する料理はハイ、こちらズドン!

「気まぐれが良い方向に転がったサラダ」

レシピ
①キャベツを千切りにし、そのうえにルッコラ、りんご、くるみをまぶしたサラダをつくる
②マヨネーズ、ヨーグルト、レモン汁、塩こしょう、ゆでたまごを混ぜ合わせてドレッシングをつくって完成。

毎月大川興業さんのライブの物販で農作物の販売をやっているんですけど
(他事務所のライブで何

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第20回『松尾考案野菜料理その4』

第20回『松尾考案野菜料理その4』

お次の野菜料理はこちら!
ハイ!ズドン!

『ロックンロールキャベツ』

レシピ
①キャベツをジップロックに入れてレンチンする
②みじん切りにした玉ねぎ、ひき肉、卵、コショウをまぜる
③ ②をキャベツで巻きつまようじでとめる
④鍋にビール、コンソメ、トウガラシ、コショウ、水をぶちこみ20分程煮込んで完成!

従来のロールキャベツにロックンロールテイストを入れたのがロックンロールキャベツだわあ!

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第15回『ボルドー』

第15回『ボルドー』

農村に住んでると連絡事項は大体回覧板で回ってくるんですが、
まずは回覧板です。

☆松尾アトム前派出所の農業冗談トークライブ
『前略、土の上より〜A・B・Cな林檎〜』
【月日】9月27日(水)
【会場】新宿ネイキッドロフト
【時間】開場18:30 開演19:30
【料金】前売1200円 当日1500円
(飲食代別)
【予約方法】
ネイキッドロフトホームページまたは松尾ブログやツィッターから!
【予

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第14回『摘果』

第14回『摘果』

いや〜、わいの農業コラムも第14回まできましたねん!
(なんでナニワの人の喋り方なんだ!!)

第14回ってことはこのコラムも14、5回は書いてるってことですからね〜、
(何を言ってんだ!行の無駄だ!早く本題入れ!)

まあ、今回もひとつハリキッていきたい物語ですが
(このくだりは流しますね!)

さて夏季におけるりんご作業の中心は摘果(てっか)です!
文字通り果実を摘むこと。

秋に実らせるりん

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農村行事講座『節分祭 前編』

農村行事講座『節分祭 前編』

2月3日は節分、ここ農村ではその流れで節分祭というもんが勃発します!

大人が鬼の恰好に扮して「泣く子はいねえか!」つって子供がいる場所に行く秋田のなまはげのカバーみたいなイベントなんですけど、毎年子供は工作で作った鬼のお面を被って我々鬼に扮した大人達に豆を撒くので図式的には鬼 vs 鬼!
大勢の人間使って仲間割れを表現するイベントではないか!
と僕は毎年思っている。
毎年2月3日の午前10時10

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農村行事講座『節分祭 後編』

農村行事講座『節分祭 後編』

前編はこちら

俺とか真田幸村みたいな信州の侍は策を用いてコトに望むことぐらいは、
このコラムの読者なら俄然承知のうえだと思いますが、
(俄然承知じゃねえし!俺とか真田幸村とかって一大人物と一括りにしてんじゃねえし!)
このキナ臭節分問題を一網打尽にするべく松尾は鬼の怖さ早見表というもんを作成したのてあった!

ちょっと1個1個見てみましょう!

鬼の5→セリフの8割奇声をあげる。意味なく無駄な動

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農業販売講座『若手りんご農家vsブルジョワおばさん』

農業販売講座『若手りんご農家vsブルジョワおばさん』

都会のブルジョワおばさんが田舎のりんご農園に直接やってきてりんごを買ってくれるというケースはよくあるんですが、

ありがたい反面僕のような若僧がりんご作ってるとなるとナメられたりします。

まだ冒頭の途中みたいな場面ですがもう宣言しときます。
今回はじっくりいきましょう!

まず僕のような若僧という書き方をしましたが、

現在松尾は人間年齢38歳。本格派のおっさんである。
焼き魚の皮の美味しさとか

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