こんなとき、マミーピッグならどうするか。
毎日note28日目。
「ペッパピッグ」というイギリスの子供向けアニメがあって、我が家では仮面ライダー、北斗の拳、戦隊モノ、ベイビーバスと並んで多く再生されているYouTubeコンテンツである。
主役のペッパピッグは豚の女の子。まっすぐで、5,6歳くらいの設定なのかな。弟のジョージにもやさしい。ジョージは、まだしゃべれないけど、意思疎通ができているから、2~3歳くらいかな。(と思って公式を調べたら生後18か月らしい)。恐竜のぬいぐるみ「ダイナソー」を大切にしていて、たぶん、自分もダイナソーになりたいとおもっている。
父・ダディピッグはやさしくて、ほがらかで、そんなに怒ったりしないけれど、ちょっと子どもっぽいところがあり、いろんなところで自信があると言いながら、ちょいちょい失敗してしまったりする。こどもたちからは、ちゃんと懐かれている。そしてなにかうまくいかないことが起こると「イライラしてしまう」。そして妻からカラッと「イライラしている」と指摘されて「イライラなんてしてない!」と逆切れするのが鉄板だ。
母・マミーピッグは、わたしが尊敬する豚。PCでテレワークをしているらしい。作業中に子どもがやってきても、子どもの好奇心を上手にコントロールしている。怒ってもしょうがないことには、感情的にならない。わたしは、自分がどうしていいかわからないとき、たまに「こんなとき、マミーピッグならどうするかな」と考えることがある。
マミーピッグの一番好きなところは、ダディが不機嫌になっているとき、本人に対しても、子どもに対しても「ダディは今、イライラしているの」と伝えることだ。「メガネが行方不明になったとき」「車で道に迷っているっぽいのに、半ばやけになってどうにかなると言い続けているとき」など。そして、ダディがイライラしそうなことが起こると「あなた、イライラするもの」と本人に伝えている。
ダディも、自分がイライラするたちなのは、よくわかっているはずだ。それをちゃんと、それ以上の意味を込めずに「イライラしているよ」と本人に伝えられる家族の信頼関係、すごいなあと思って。
ペッパピッグ、とっても素敵なアニメです。日本語版の公式YouTubeチャンネル。
ものすごく急な山の上に、ペッパピッグのお家がある。
目に触れられず流れていく宙ぶらりんなローカル情報を囃し立てて、自分の住む地域ってなんかいいな、誇らしいな、暮らしやすいな、と感じられる循環を作り出したいと思っています。(team OHAYASHI細川敦子)