初めての投稿です。よろしくお願いします
生まれて初めてのSNSです。熊本生まれ東京在住です。
学者の端くれをしてきました。自分の感じたこと、考えたことを自由に書けるようになりたい、それもまとまった分量の文章を書くことができるようになりたいと思ってのnoteへの挑戦です。
なぜnoteを始めたのか
HPを作ったことも、ブログやツイッターなども一切しないままに年をとってきました。仕事上絶対に必要だったメールだけは、何とかできましたが、それ以外は全然駄目でした。
このままだと単なるボケ老人になると思ったのか、息子からnoteをやるように強く勧められました。
noteを書くにあたってのアドバイスは
1)1回の分量が多すぎないこと→1,500字を目処に
2)1回の投稿のテーマは一つに絞ること
3)毎回ひとつは、興味深い話を盛り込むこと→ちょっと無理っぽいです、今から弱気です。
工夫したいこと
この初投稿前に、投稿しようと思って用意した原稿を、何人かの人に読んでもらいました。
「粗筋だけを追っていて面白みがない」「盛り上がりに書ける」「主語述語が不明瞭」などという、かなり手厳しいものでした。
「文章が堅い」「内容が硬すぎる」という意見ももらいました。
どの指摘もそうだなぁと思うものばかりでした。あれこれ考えているうちにあっという間に1ヶ月以上も経ってしまいました。
指摘されたことを意識しつつも、とにかく一歩を踏み出そうと思います。たくさん書く中でコツがつかめたらと思っています。
いろんなアドバイスをもらった中ですぐにでも試してみようと思ったのが、「です、ます」調です。つまり、話し言葉風に書くことです。一応学者の端くれだったので、どうしても理屈っぽくなるし、固くなります。
「話し言葉で普通に会話をするように書いたら思考も柔らかくなるのではないか」というのが、アドバイスの要点でした。
ということで、今、頑張って「です、ます」調で書いています。
正直、戸惑っています。なかなか大変です。
書こうと思っていること
話すのも書くのも苦手でした。今風に言うと、コミュ障です。
職業柄話すことは絶対不可避でした。十分な仕込みというか、準備をすることで講義は何とかなりました。
しかし、書くことについては、大学行政の仕事と講義を言い訳にとうとう習慣化できませんでした。定年まで、研究論文だけでなく、身辺雑記さえも自由に書けない自分を呪っていました。
書きたいことをうまく表現できず、とうとう書き上げることができなかった原稿の残骸が、パソコンの中にはたくさん残っています。
身辺雑記
ということで、まず取り組みたいのが、日記風の身辺雑記です。
まだ書くことへの心理的な抵抗が大きく、大変だなぁと思っています。それ以上に、そもそも言葉がうまく出てこないのです。うまくまとまらないのです。
自分が感じたこと、考えたことを言語化することは想像以上に難しいですね。
これは数をこなさない限りは何ともならないような気がします。とにかく書くことを何とか習慣化することなしには、一歩も先に進めないと感じています。時間を見つけてとにかく毎日書くという生活を目指したいと思っています。
それを、エッセイにまで仕上げることが、私の老後の夢です。
介護生活
noteを始めて少し書くことに慣れてきたら介護生活についても書いていきたいと思っています。
今は忙しく精神的にも時間的にもまったく余裕がないので、メモも何もとっていません。
noteに書くことをメモ代わりに出来るほどに、書くことに慣れたいし、習慣化したいと思っています。
古代ギリシアのあれこれ
次回からすぐに投稿しようと思っているのは、古代ギリシアについての文章です。これは、noteを始めるために、あれこれ試行錯誤して、少し書き溜めてあります。
なかなかうまくまとまらず、中途半端になっています。2ヶ月分ぐらいを書き溜めてからnoteを始めようと思っていました。
しかし、手直しをしていたら切りが無いのです。これじゃ永遠に始めることができないと思ったので、見切り発車することにしました。
次回の投稿から「パリスの審判」を巡って、あれこれ書いていきます。
紀行文
もうひとつは、10年前のイギリスのロンドン大学での在外研究の時の紀行文や滞在記です。友だちに送ったメールや、ゼミ生の卒業文集に掲載した原稿、当時のメモ書きと撮影した写真があるので、それで書いてみようと思っています。
教え子や友だちの半生の聞き書き
これは多分数年後のことになると思うのですが、大学の教え子のゼミ生、中学高校時代の友だちや先輩後輩の半生について聞き書きすることです。
いじられキャラだった人は、会うたびにみんなからいじられているだけなのです。不当に扱われている、正当に評価されていないと感じるのです。彼の半生を身近で見てきた自分からすれば、もっとリスペクトされても良いのになぁといつも思います。これってお互いにとって不幸ですよね。
社会的評価はともかくも少なくとも仲間内ではもっと正当に評価されるべきなのではと思っている人がたくさんいます。
そんな彼らの普通の半生を、聞き書きしたいと思っています。
この先の自分の人生も友だちの人生もそんなに長くないと思います。それだけに、生きている間に何とかしたいと思っています。そのためには、とにかく文章力ですね。説得力のある文章を書けるようになりたいです。
読んでいる人にちゃんと伝わるだけの筆力をつけることが、当面の目標です。
人吉球磨の歴史と風土
最後に、コロナのこともあって、これもいつになるか分かりませんが、出身地の熊本県の人吉球磨の歴史や風土、そして、人物について調べて書くことです。
学術的に正確かどうかよりは、エッセイとして読みやすく、誰でも興味関心をもって読んでもらえるような題材や書き方のスタイルを身に着けたいと思っています。
ただ現段階では、何の展望もありません。
付記:2022/10/06
流行り病が落ち着き、また、喪が明けたら、友だちの半生の聞き書きや歴史や風土について調べて書く作業をしたいと思っています。
終わりに
noteを始めるために、note関連のブログやYouTubeを見まくりました。その中でも印象に残ったのが、古賀史健さんのライター講座です。
ライターの仕事は、コンテンツを作ることであり、コンテンツとはエンターテインメント(楽しませること)だという指摘は、眼から鱗でした。
私自身、大学の講義は、講義を聴いている学生さんを楽しませよう、元気になってもらおうと思ってやっていました。だからこそ、書くことも同じなんだというのを聴いて、我が意を得たりという感じです。
縁あって読んでいただいた方を、少しでも楽しませることができるような物書きになるのが、目標です。
読まれるためには「毎日投稿を」というアドバイスをもらいましたが、それは、投稿内容からいって絶対に無理です。ということで、最低でも週に1本の投稿を目指します。
目標は、週2本です。
次の投稿からは、絵画の主題になっていた「パリスの審判」を巡るあれこれです。パリスの審判がなぜトロイア戦争の原因になったのかなどについて、書いていきます。
同時並行で、ロンドン滞在記と、その時の紀行文も少しずつ書いていきます。身辺雑記は、ぼちぼちです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。