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部活で人生を台無しにしないために

大事なことは、部活で人生を台無しにしないこと。

勉学に関わることで、進学なり、点数なりを欲するのに、
部活優先で、学習に時間をあてがわないという、
俯瞰すると明らかにおかしな行動が、
部活中心地域では割と見過ごされてしまう。


運動部を中心に、高い疲労と時間は当然に奪われるわけだが、
体力も思考(考える力が落ちがち)も奪われる中で、
同じ1時間なら1時間、
その時間が部活がゆるい子(またはコントロールできている子)と同じように使えるわけではないということが、忘れられている。


なぜか、大人はいつも自分たちにとって都合が良いようにものを考えがちだ。


物理的制限、時間的制限がある以上、過度な部活は、勉強とのトレードオフになりやすい。
特に、部活が熱血根性、非科学的指導だった場合は、悲劇で、思考力が(伸びないというよりも)奪われる。


地域の中で地域の人たちに自分を合わせる、のは結構なことだが、
生きるのは子どもたちであり、子どもたち自身の人生の問題だ。


私たちはいつも世界と繋がってる。

世界の中のイマココ、であり、日本の中のイマココ、である。
今や社会に出るとは、自分の地域社会に出る、を指す言葉ではない。それは、全国に出ること、世界に出ること。

じゃあ、その中での、部活中心で、学びが疎かになった人生とは、どのようなものであるのか。
この地域の標準がこの子たちの未来を豊かにしうるのか。


子どもたちの将来のために、きちんと見定めたい。

強制力が高い部活。

その中で、どう自分たちを守れるのか、そのことが問われている。


(おわり)




業界をリードする教育が、こんな地方のこんな場所にあります。



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本田篤嗣(Master Honda)
記事を気に入っていただけると幸いです。NPOまなびデザンラボの活動の支援に活用させていただきます。不登校および発達障害支援、学習支援など、教育を通じたまちづくりを行っています。