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データが原因の誤発注リスクとは

皆さん、こんにちは。
コンビニなどの小売店が間違えて大量に商品を仕入れてしまったといったツイートを見たことがあるでしょうか?

こういったケースは発注単位が1個だと思っていたら実は1箱だったといったことが原因だったりしますが、そのボトルネックが見間違えではなくデータの誤登録の場合には組織でデータの登録フローそのものを見直す必要が出てきます。

今回はMassteryがお手伝いさせていただくことの多いBtoB業界の商社様を例に事例をご紹介しようと思います。

誤発注が起きる例

誤発注が起きる主な原因としては、仕入れ先が受け付ける発注単位を誤ってデータベースに登録していることが挙げられます。

EDIなどのWeb上で商品を発注する際は「商品コード」と「数量」を送る必要がありますが、「数量」の意味合いが自社と仕入れ先の基幹システムに登録されている商品データ間でズレがあると誤発注が発生します。

そういったことが起こりやすい会社様には以下の特徴があります。

・商品データを会社対会社でやりとりする慣習が確立していない
・営業が個別に基幹システムへ登録行うといった業務が存在する
・営業が登録する際には仕入れ先の担当者とのやりとりを元に登録している

上記のような特徴は老舗の企業様に多く、電子発注が存在しない時代に営業が登録業務を行っていたことに起因すると思われます。

解決策とその実行に向けた課題

したがって、仕入れ先の基幹システムに登録されている商品データをもらいその通りに登録することがシンプルかつ確実な解決策ですが、「商品データを仕入れ先からもらうような働きかけができていない」会社様は多くいます。

主な理由としては以下のような点が挙げられます。

・新たにデータをもらっても基幹システムに登録するためのリソースがない
・誰が仕入れ先に働きかけるのかを決められない
・電子発注はまだ一部のため、これまでの運用で今は問題ないように見える

特に追加のリソースを申請するような企画はあげづらいといったことから、リソース不足への懸念が障壁になりがちです。

Massteryでお手伝いできること

Massteryでは仕入れ先のデータを効率よく基幹システムに登録できる仕組みを提供しており、商品データを仕入れ先からもらうような働きかけをするためのリソースを生み出すという点で貢献しております。

これまではデータの登録や確認業務が主だった方々が、登録業務から解放されデータを仕入れ先からもらう業務に注力できるようになり、仕入れ先からもらう信頼性の高いデータを元にした商品データの登録が進むことで、誤発注の数を削減することができます。

どのような業務においてもDX化が進んできており、その一環として業務改革が求められることは多々あると思います。
Massteryもデータ整備という観点で、業務改革のお手伝いをしてきました。

データの整備に関して何かお困りのことがあれば、ご相談に乗らせていただきますので、ご興味がある方はHPで資料請求お問い合わせフォームからご連絡いただけると幸いです。

私達がご提供している製品「Masstery(マスタリー)」は、
多くの人手が必要だったデータ整備を自動化する画期的なデータクレンジングツールです。フォーマットの統一、カテゴリーの自動分類、独自の変換、差分情報の取得等、データ整備に必要なあらゆる機能をご提供しています。
Masstery 公式サイト:https://mstr.forcia.com/ (データクレンジング)
フォルシア株式会社 企業サイト:https://www.forcia.com/ (高速検索)

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