自分の記憶を消去すると、物理的現実世界の問題は解決する
我々は誰も物理的現実世界にはいない。映画の『マトリックス』のような世界にいるのであり、もともと外部世界は我々の内部表現の中にあるのだと、認知科学者の苫米地英人さんは言います。(苫米地英人、脳と心のあらい方)
ここで、内部表現とは、一人の人間が認識しているものごとの全てのことです。もともと物理的現実世界は一人の人の認識の中にあるのだと言っているのです。情報(心)と物理は切り離せない、デカルトは間違っていたと言うのですね。
精神医学研究者のイハレアカラ・ヒューレン博士も、似たようなことを言っています。宇宙は情報でできているというのです。
(引用はじめ)
ホ・オポノポノでは、世の中に起きるすべての問題は、私たちの潜在意識の中の情報(過去の記憶)に原因があると考えます。
ホ・オポノポノでいう潜在意識とは、自分だけの経験の記憶のことではありません。宇宙の誕生以来すべての生命体の蓄積された過去の記憶の総体を指します。その潜在意識の中の情報が、自分に起こる問題だけでなく、他人に起こる問題の原因ともなっているのです。
ですから、問題は全て自分の中で起きているのであって、自分の外で起きている問題はないのです。
(イハレアカラ・ヒューレン、豊かに成功するホ・オポノポノ)
問題は全て自分の中で起きているのであれば、自分の中にある情報を消去すれば、問題は消滅することになります。
そこでヒューレン博士は、精神錯乱状態にある囚人たちが収容されている特別病棟に勤務していた時、自分の中にある情報を消去し続けました。ヒューレン博士がやったことは、「患者を犯罪者と見る、自分の中にある情報」を消去(クリーニング)することでした。
情報のクリーニングには4つの言葉を使いました。「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」の4つです。4つの言葉をヒューレン博士の心の中で繰り返しました。やがて、数か月後もしくは数年後に、絶対に治らないといわれていた重症患者たちは退院していきました。
4つの言葉を繰り返すと、自分の中の情報が消去され、すなわち、こころがクリーニングされ、物理的現実世界の問題は解決されるというのですね。
「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」
この4つの言葉です。
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