聴こうとしてるのに話してくれない…そんな時に起こっていること
コーチングやマネジメントを勉強して、
よーしやるぞーと部下の前で一言
「今日からコーチングしようと思う。さぁ悩みを聞かせてくれ!」
これで話してくれる部下であればそこには相当の信頼関係があります。素敵なことです!
ですが
話せって言われても急に人は話してくれない
というのが普通起きること。
傾聴で1番大事なのは「あり方」や「スタンス」です。
もしうまくいっていなければ下記のようなポイントを見逃してるかもしれません。
自分がききたいことを聞いてないか?
傾聴とは耳を傾けて、聴く関わりです。
聞くとの違いはズバリ
「相手が話したいことを聴いている」か
「自分が聞きたいことを聞いている」か
です。
コーチングで「アドバイスをしない」とよく言われるのは「アドバイス」は主語が「自分」だからです。
主体的な行動を促したい!と思っていながら、
「僕はこういう風にやるよ!なぜならー」
と続けてしまうと、行動したとしても相手が決めたことではなくなってしまいます。
ここで立ち帰って欲しいのは解決策を出すためのヒアリングをしていないか?ということです。
本当は聴きたくないのに聴いてないか?
こんな話があります。
赤ちゃんは、周囲の変化を大人よりも敏感に感じ取ります。ママやパパの表情、はりつめた空気や緊迫感、声のトーンなどから夫婦の不仲がわかるのです。
僕らは生まれた時、言葉を知らない状態でも、相手の状態を観察することができるのです。
相談をする時に、あからさまに聴きたくない感じを出す人と話した経験がある人はわかると思うのですが、
聴く気のない人を前にすると人は
話してはいけない!
と思ってしまうのです。
聴く側としても聴ける状態、例えば
・自分の機嫌を良くしておく
・リラックスできる場を整える
・自分が相手に与える印象について先に話しをする
などの準備が大事になります。
話がしたいのにできない!という人がいる時。相手のことを考える前に自分のスタンスを見直してみる。
ぜひ試してもらえればと思います。
まさよ
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