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どこへ向かうかを決めずに文章を展開してみる:ひとつの事例

ジャンルを決めずに、だが「作品としての文章」を書いてみる。そのことについて。どういう点を説明するかも決めずに、始めてみる。

量から考える。文を三つ、用意する。じゃあどう用意するか。実際にやってみるが、パッと思いついたものを書く。——水がこぼれて平らになっている。水たまりになっている。という画を思いついた。

このように、特に意味なく思いつくということが他の人にも起きるのかわからないのだが、何でもいい。昨日、駅の改札に人がたくさんいた、でもいい。

・水がこぼれて平らになっている。水たまりになっている。
・昨日、駅の改札に人がたくさんいた。

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2,364字
日々の経験に反応して書く、というのは僕自身のレッスンなのですが、それが読者の方々にとって「何かを書くこと」の後押しになればと願っています。更新は月3回以上を目標にしています。

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