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小説の書き出し

今回は、小説の書き出しについて。

なんとなく、予定外のやってみたいこととして、ある書き出しを思いついた。とっかかりのイメージがあるので、そこから始める、ということについて。

現状、主たる仕事は二つある。ひとつは長篇小説で、それは途中までを分けて、『新潮』4月号から連載開始。それと、「有限性の問題」という仮タイトルになっている哲学の本に取り組んでいる。

以上が二つの柱で、そこから派生的にいろいろ。先日から音楽のことも考えている。実際の音楽制作に加えて、音楽論を何らかの形で書きたいとも思っているが、あまり一年に仕事を詰めすぎるべきではないし、翌年以降になるだろうと思う。

今回は、そうしたメインの流れとは別の、傍流的なことについて。

まず、ひとつのイメージがある。

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