我が禁酒の記:驚くことに、17日目である。
依存からどう抜け出すかは皆苦労している。僕の好きな考え方は「死ぬよりはいい」というやつだ。
しかし、周りから見たら、「死んだほうがいい」だ。
今回長続きしているのはもう一つの考え方である。「もう死んでもいい」というものだ。寛解である。
まあ、どれもろくでもない。
酒飲まなくなっても良くなった2020/6/23は今年の国体の中止が決まり、売上が200万円消えた日からだ。
死ねば保険金が3千万円いただける。生きていてもさほど面白そうなこと(いい仕事)もないしどうせ年金は足りないし。父も死んだ。生きている理由もない。妻や子供のために生きるという必要もないし、会社の事も気にすることはない。もう死ぬんだからな。
年金が足りないのは、「人の金で株買って博打した連中(役人と高給取り)」のおかげだ。そして老人がテにした年金が使われるのは「家賃とか通信費とか食費」だ。無論裕福な老人も多い、彼らにとっては人生の(2回めの)退職金でボーナスだ。結局は自分の貧乏を元手に誰かが金儲けしているのだ。こういうのを格差という。僕は「新身分制度」と呼びたい。法制度も社会通念上も固定的な身分を否定するが実際には「公平な教育機会+能力の自己責任+企業の自由採用の權利」が格差と忖度を固定させている。
誰かが僕の存在で楽していて、それをフィードバックしないことに気がつくと気が狂いそうになる。そしてそれが現実(個人では変えられない)だと諦めるほかない時に、「依存・拒食・過食」が生まれる。そしてこの3つは自殺への緩慢で長い助走だ。「リストカットや自殺未遂」がセットに付くことも多い。突然見ず知らずの人を殺すような犯罪も稀では有るが起こる。アメリカでは銃乱射とか簡単に人沢山殺せるから困ったものだ。
理由が分からないで精神異常としか思えない場合は、この範疇に入れた方が良い。彼らは絶望を表現しているのだ。
社会というと大げさだ、「コミュニティ」と言ったほうが良い。「家庭・学校・職場」の範囲が私達に見える。しかし、それは大きく世界につながっている。この話はまたいつか(笑)。
こういう社会は、いずれテロで崩壊する他無い。
「緩慢な自殺」だと言う考え方もあるだろうが、それなりに苦しい。かつて、阿片窟と呼ばれる場所があった。戦後、ヒロポンと言う名前で覚せい剤は薬局で売られていた。
自分の可能性が信じれなくなるような世の中が悪い(笑)。向こうから見れば、「負け組は無能な証明だ」ということになる。
今はどのテレビやネット見てもビールや酎ハイの宣伝を見ない日はない。田舎のデカイ建物はパチンコ屋である。依存するには提供されなければならない。利益が無ければ市場は存在しない。
体重も-3kg程度にはなるだろうと思う。痩せたいと思っての禁酒ではないが、酒を飲まないと300g~500g毎日痩せる。まあ、炭水化物を食べると話は別であるが。
僕のブログの中で、「禁酒」と言う言葉は多い。今回は、長く続いている。
禁酒では随分苦しんだ
禁酒は身体にとってはとてもいい影響が有る
体重の減る仕組み
ブドウ糖は細胞にとって重要である。「ミトコンドリア」でADP+P->ATPの代謝を行い時に「遊離水素」が大量に使う。ATPアーゼと言うタンパク質で出来たミクロのモーターが動き化学エネルギーを物理エネルギーに変えるのだ。
炭水化物を食べないと、肝臓の貯蔵用のブドウ糖はなくなるので、肝臓の中で「脂質」を使い「タンパク質をブドウ糖」に変化させる代謝系が動く。これを糖新生という。肉食獣での当たり前の代謝である。その時に脂質を使うのだ。
身体のすべての細胞が脂質をエネルギーに使えるわけではない。なので糖質制限者の言うところの「ケトン体万歳説」は間違い。もしそうならI型糖尿病でインスリンに起因する低血糖は存在しない。
筋肉にもブドウ糖は蓄えられているので、運動するとそちらが使われるから脂肪は減らない。
肝臓で、ブドウ糖を作るために脂質(アセチルcorと言う代謝物として代謝系に入る)が使われるときに「遊離水素=H」と「遊離炭素=O」が生まれるが、これは酸素(O2)と結びついて水と「二酸化炭素=CO2」と「水=H2O」に代謝され、安全なかたちに変わる。身体の中で閾値を超えると体外に排出される。
何事も実験と記録が大事
僕の場合はおしっこで夜中に何度も起きる。
一回のおしっこでおおよそ500g減る、食事では1.5kgぐらい太る。糖新生はよる顕著に行われているようで、寝ている間に体重が減る。
2017年〜2018年に「食事とトイレ」でどう体重が変化するかを記録した。面白いことに寝ている間に減るのである。