膝関節34 人工膝関節再置換術の原因
おはようございます。
まだまだ諦めずに連続投稿を頑張る塗山正宏です。
今回のテーマは
人工膝関節再置換術の原因です。
人工膝関節全置換術後になにかしらのトラブルがあり、再手術が必要になる場合があります。
では、どういった原因で再手術になるのでしょうか?
日本人工関節学会の登録データによると
上位5位の原因は
1位、人工膝関節の感染
2位、脛骨インプラントのゆるみ
3位、大腿骨インプラントのゆるみ
4位、ポリエチレンの摩耗
5位、膝関節の不安定性
データからは人工膝関節の再手術になる理由は、感染症が一番多いってことですね。
実は、人工股関節よりも人工膝関節のほうが感染症が起こるリスクが高くなります。
人工関節が感染症を起こした場合は基本再手術になります。
人工関節に細菌が入り込んでしまうと、抗菌薬の内服や点滴治療だけでは基本寛解するのが困難な場合が多いです。
しかも、感染症の場合には再手術が何度も必要になる可能性があります。
本日のまとめ
感染症を起こすと治療に長期間かかるからやっかい!
「あぁ~~・・・感染症は怖い怖い・・・。」
コロナになる前までは定期的に風邪をひいていた整形外科医の塗山正宏でした。
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