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自分自身をUPCYCLE(創造的再利用)していく

2025年2月末、久しぶりに大阪マラソン、フルマラソンを走ります。

正直一度サブフォー(4時間切り)を達成して以降、自分の中で燃え盛っていた走る情熱はトロトロの弱火、いや風前の灯に。しかしながらなんと今回はバケツを被ったメンバーが挑戦する流れに。

果たしてその姿で完走できるのか!?

と来ればそこは経験者としてサポートするのが筋、記録係として伴走し、既にカメラを片手に持って走るイメージトレーニングをしています。

フルマラソン42.195km道のりを初めて走った時、生まれてから死ぬまで、人の一生、人生を擬似体験しているような感覚でした。誰と行くか一人で行くか、勝手にライバルを定めるもよし、己の限界に挑んで攻めたペースで行くもよし、最後まで一定、同じペースを守り抜くもよし。性格や、人間性が多いに露出するものだとも思いました。

例えば自分の場合は、沿道の応援がなくなると途端に歩きたくなってしまう“人に見られていないと頑張れない”タイプと言うことを自覚しました。回を重ねるごとに、毎回違った発見があるのもまた面白いところです(基本的にはしんどい99%の残りの1%の上積みの話をしています)。

そんな来たる日に向けて、どうやって自分のモチベーションを上げていこうか。当たり前ですけど大人になるとちょっとやそっとのことで人は褒めてくれなくなります。自分でにんじんをぶらりぶら下げ、自分で尻をペチンと叩くしかないのです。幸せは自給自足で、ひとりSMです(そんなことない)。
というわけで、折角の機会なのでまずは自分用にスポーツウェア、トラックジャケットを作りました。

海外から古着の生地を集めてスクラップ&ビルド、世界に一つだけのカスタマイズ。僕らはUPCYCLE(アップサイクル)創造的再利用と呼んでいます。
声高にSDGs!と、それを大義名分的に使うには少しだけ気が引ける部分があるのですが、可能な限り廃棄や無駄の少ないクリエイトを心がけておりますし、物語のあるものづくり、長く愛せるものを作りたい、という考えが常々自分の基礎にあります。今回のプロジェクトも例に漏れずそれは達成できたかと。

そして、42.195kmのフルマラソンにちなんで、トラックジャケットと、シューズケースをイメージしたバッグ、42アイテムを作ることにしました。

それぞれにナンバリングがなされており、

そして最後の.195、は自分とバケツくんのウェアに。それらが合わさって完成する、言わば自分たちへの完走祈願です。

"Do or Do(意訳やるっきゃない)"

そして鼓舞すべくメッセージをリストバンドに、ギフトに添えました。
こちらgalleryですので、もし宜しかったら覗いてみてください。

正確に言えば仕上がりに納得がいかず、まだ準備中のナンバーのものもあるのですが、準備のできたものから現在自分のメンバーシップのみで先行抽選販売中。とても仕上がりに愛着もありますし、大変ご好評いただいております。
需要がもしあればいずれ一般販売の様な形も取れたらと考えています。

海外で古着をセレクトしスクラップ&ビルド。世界に一つだけ、あなたを一歩先へ進めるアップサイクルトラックジャケット。
気になる方、詳細はこちらに⇩


まだまだ自分自身もUPCYCLE、創造的再利用できるところがあるのではと考え中


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MasatoKanai
褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。