『羽根も月もコスモスも』
この部屋で一人眺めてる空
紅葉(もみじ)のように染まったなら
あの頃のこと 涙のように
溢れてきては心うずく
気がつけば
街は紺色の風のなか
必死に灯りにすがりつこうとしている
羽根も月もコスモスも美しいけど悲しげで
僕はここにいたけれど何処にもいなくなった
君がいない 君がいないから
月の輪郭ぼやけ始めて雲の流れが速くなってる
気がつけば月は朝焼けに変わって
鳥も風もコスモスも暖かいけど冷たくて
僕はここにいたけれど何処にもいなくなった
羽根も月もコスモスも美しいけど悲しげで
僕はここにいたけれど何処にもいなくなった
君を今も忘れられないから