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ポエム

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#習慣にしていること

『雲と君』

『雲と君』

雲はいつも形を変えて
僕にいろんなものを
見せて楽しませて
くれるんだ

まるで君のようだね
早く君に会いたいな
君がもし
同じ気持ちなら
こんな嬉しいこと
ないよね

『靴音』

『靴音』

僕の靴音に
町のリズムがなじむ
今日はなんだか
いい事が
起きそうな
予感がする

この詩が今年最後の詩です。皆さん、良い年をお迎えくださいね✨🎍✨

『番いの蛍』

『番いの蛍』

葉の上で
一休みする
番いの蛍
時より光り
時より消えて
まるで何かを
伝え合っているよう

蛍に見惚れる貴方に
不意にふれてみる
伝わってますか
私の気もち

『愛の花』

『愛の花』

恋は燃えてこそ恋
激しく燃えて燃えて
灰となれ

もし灰の中から
蕾が出てきたら
それは愛の花へと育ち
私たちを包んでくれるでしょう

『蜘蛛』

『蜘蛛』

愛の言葉で上手く騙され
気づけば私蜘蛛の巣の上
悪い男と知ってても
抱かれてしまえば忘れます
こんな私は愚かでしょうか

『夕陽を飲めば』

『夕陽を飲めば』

ワイングラスに 夕陽を透かし
乾杯をして 夕陽を飲めば
二人の夜が 動き出す

無駄な言葉は いらないさ
ただ口づけを 交わしたらいい
魂と魂が
ぶつかりあって 交わって
ぐるぐると一つになれば
もう神でさえ 俺らのことを
離したり 出来ないさ

※この詩はかなこさんの写真をみて思いつきました。以下がかなこさんのその時の記事です

『椿の涙』

『椿の涙』

濡れた椿から
落ちる滴は
未練が降らせた
切ない雨ね
抱いて抱かれた
冬の夜が恋しいわ
もしもあの時
涙流して
縋りついたなら
今もまだ
隣にいてくれたかしら
ねぇ あなた

『青い鳥』

『青い鳥』

鉛の雨が降るこの街を
籠の中見つめてた
俺の翼は折れていて
飛び方も忘れてた
幸せ運ぶ青い鳥
そう呼ばれてたはずなのに

助けてと呼ぶ声は
虚しく響き消えるだけ
気付いてと呼ぶ声も
虚しく響き消えるだけ

『愛』

愛という言葉が
この世界になかったら
その気持ち
あなたなら
どうやって伝えますか?

キスで伝えますか
ハグで伝えますか
手話で伝えますか
絵で伝えますか

あなたなら
どうやって伝えますか

『ショパンのリズム』

『ショパンのリズム』

君の涙に
雨のリズムがシンクロする
まるでショパンのように

心からの涙は
美しいものさ
だから心の向くままに
今は泣けばいいよ

『逢瀬』

『逢瀬』

今日は短いポエムなんですが、テーマが不倫です。見たくない方はご注意を

『逢瀬』 

逢瀬重ねる 密の味
二人狂わせ 谷底へ
それでもいいの 幸せと
甘えられたら 絆される
こんな愛でも 愛は愛
俺が死んでも 愛は愛

『パズル』

『パズル』

私の探してる
パズルのピースが見える
あなたのその手の平の中に

これを恋と呼ぶのか
愛と呼ぶのか
分からないけど
あなたが必要なんです
私のパズルは
あなたの優しさなしじゃ
完成しないんです

『僕たちは』

『僕たちは』

浜辺で叫ぶ少女が一人
その声波に消されてくけど
僕の心に刺さってた
一生消せぬ傷を持ち
闘い続けもがいてる
少女も僕も変わらない
僕たちは前を向き
進むため叫ぶんだ
そのことを咎めたり
邪魔したりしないでほしい

『朝』

『朝』

あなたの隣で
眠っていたはずなのに
気づけば私は
小鳥になっていた

あなたはまだ知らない
肩の小鳥が私だってこと
どうしてこんな事に
なったのか分からないけど
あなたが微笑み
語りかけてくれるから
暫くは小鳥のままでも
いい気にさせられる