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20190914PFF『Gのレコンギスタ1』東京最速上映(於京橋 国立映画アーカイブ)
Gレコをここで上映してくれるとは……驚いてるし、呆れてもいる。しかし本当のことを言うと、あたりめーだろ(笑)と。上映が25年遅かった。巨大ロボットアニメを40年作ってきた甲斐があった。
発想力はどこから来るのか?
そのテーマに何も言えない。「映画」には恨みつらみしかない。それでやってきた。巨大ロボットアニメだって「映画」だ。しかし「アニメは映画ではない」と30年言われてきた。 長年、巨
Gレコ雑感「父と娘」
富野監督の「娘」像は変化している。
ファーストガンダムの時、フラウには父の像が描かれていない、また、その後の80〜90年代の作品の多くは息子による父の打倒がメインテーマの一つに置かれている。
対して、女性キャラへの父性の影響を示す表現は少ない。
富野監督自身は娘がいる。しかし、自分の事を父失格と言っている。娘たちに手をかけることができなかった、と。それは同時に、異性の親としてどう接す
Gレコ雑感「マスクとシャア」
本放送終了から、もう二ヶ月近くも経ってしまいました。
しかし、各所で再放送も続いているので、あまり終わった気がしません(笑)。見続けてます。
改めて見直すと、色々と発見がありスゴイ!と思いながら見ています。さすが監督、練りに練っていたんだろうな。
ところで先日、ある友人から「Gレコつまんない」という言葉を聞いてしまいました。
ああ、ショック。なんてことだ。これは魅力を伝えな
放送開始ひと月 補記
昨日の文は、岡田斗司夫氏の発言を聞いて書き留めておいた雑感でした。で、チョット書き忘れていたことがあったので、補記しておきます。
岡田氏の述べるところで自分が注目したのが、ターンAの時のワクワク感、というところです。G-レコよりターンAのほうが凄い!という。
それを聞いて、そういえば、と思うのです。
ターンAが放送されていたのは1999年。当時はVガンの後、G、W、Xと来て一旦テ
Gレコ補記「仕事しろ!」
さて、Gレコも終わって早いものでもう三週間。Gレコのない生活にも慣れたでしょうか?
私は再放送をMXとアニマックスの両方で見て追いかけているので、まだまだ現役です(笑)。
で、このタイミングで監督のお話が聞けるということで、先日、青山のNHKカルチャーセンターで開かれた監督の講座にお伺いしてきましたので、本日はその時のお話の中から、自分の注目したことを書きます。
書きたいから、書く!
武器を棄て旅に出よう
遂に完結しました『Gのレコンギスタ』。
あっという間の半年でした。楽しかった〜。
最終回は監督とご一緒できる、ということでしたので、せっかくですからお祭りに参加してきました。監督、肩の荷が降りたような、とても清々しい表情をされていたのが印象的でした。
とはいえ、何やら不満もあるご様子で。リテイクしたいと言われてました。完パケ納品が二日前だったそうですから、ギリギリまで考えたんでしょうね
戦争知らない大人たち
さて、もう自分が書きたくてしょうがないから書いているGレコ雑感ですよ。今回もネタバレ含みますので、読みたい人だけ読んでください。ただ、今回はちょっと薄め。
25話、ラス前まで進みましたGレコ。改めて富野監督のクライマックスへと向けてドラマを動かす演出に舌を巻いています。徐々に物語が収束し、人員の整理がされ(笑)、これで勝敗が決まる!どう転んでも落着する!という雰囲気作りは流石です。
です
「自分の眼で確かめろ!」
Gレコ19話、注目すべきセリフは、
「……そのように教わって、お育ちになったのですな」
「教わった、教わったって……」
「自分で感じたことではないってことだよ」
「刷り込まれたということ」
です!(断言)
富野監督が政治哲学者ハンナ・アーレントの考えを作品に投影させている、ということを分析している論は他に結構書かれているので、そちらに譲ります。
しかしアイーダ姫さまは、