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塾で全国1位の実績を出した僕からの警告。学校の先生が転職するなら、塾はやめておけ!!

塾で長年働いていると、将来学校の先生を目指しているから、塾で経験を積んでいるという人や、ずっと学校の先生で働いていたが、塾へ転職をした人など、数多くの人たちを見てきました。今回は特に塾へ転職した元学校の先生、特に公立の先生にフォーカスをして、学校の先生は塾に転職するべきではないと思った理由を、セブ島移住する前に長年塾で働いていた僕が伝えます!


大前提として

塾と学校の関係性は、犬猿の仲と言われることもあります。ただ、僕は学校の先生にとても敬意を持っています。今の僕があるのは、学校の先生がきっかけですし、僕の人生を変えてくれたのは高校の英語の先生でした。学校の先生は、不祥事など取り上げられることもありますが、ものすごく忙しくて大変です。それは教育実習を通して感じました。学校の先生は素晴らしいです!

①売り上げる、生徒数を増やす

学校と塾で、大きく異なる部分は、やはり塾は民間企業であり、売り上げがすべてです。黒字化をしなければならないということです。売り上げることで、会社が儲かり、社員に給料が支給されて、ボーナスが支給されます。会社として、当たり前のことです。塾も、とにかく生徒を獲得して、通常授業の売り上げ、季節講習の売り上げを増やすことが第一です。その一方で、学校は基本的に毎年一定数の生徒が入学してくるので、生徒を集めるという行動はしないです。勉強を教える、教わる場所と言えば、塾は学校と似ている環境ですが、営業職のようなものです。この営業職ができず挫折してしまいます。

②子供が好きは通用しない

これは、①にも共通しますが、子供が好きという思いだけでは、塾では通用しません。もちろん、塾で働くうえで1つ持っておくべきこと想いだと思います。ただ子供が好きだからという想いだけでは、生徒を増やす、売り上げを上げることは難しいです。子供が好きでなくても、ずば抜けた営業力を持っている教室長の方が、生徒を集めることが出来る現状もあります。

③年功序列ではない

公務員ではありませんので、年功序列ではありません。自分より、年下、職歴が短い社員が、どんどん結果を出して、自分以上の役職を与えられて、給料も多くもらうということは、当たり前にあります。ずっと年功序列を経験していると、その現実を受け入れられないことが多いです。

④ボーナスが少ない

ボーナスは、会社にもよりますが、公務員に比べて圧倒的に少ないです。給料の2か月分なんてことはほぼないです。多くて1か月分、半月分なんてこともあります。もらえないこともあるでしょう。学校と似ている職場環境ではあるが、一般企業として考えてください。

⑤潰れることがある

僕も経験していますが、やはり生徒が集まらなければ、運営していても赤字なので、校舎を閉じることがあります。学校は廃校になっても、先生たちは別の学校へ移動する形となりますが、塾はそこまで保証されているかと言われると、時と場合によります。複数校舎がある塾であれば可能だと思いますが、なんといっても会社なので、倒産したら職を失います。

まとめ

とにかく抑えていただきたいポイントは、学校と塾では、生徒が来て、先生が勉強を教えて、生徒が勉強を教わる場であり、環境が似ているが、あくまで塾は一般企業であるということです。普通の会社員、サラリーマンとして塾で働くということ、サラリーマンとしての意識が必要であるということです!決して、学校の先生がサラリーマンとしての能力や知識がないというわけではありません!

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
塾の仕事はやりがいがあり、楽しいので、様々な経歴の人たちが塾で働いて塾業界を盛り上げてほしいです!
塾で働いている方、塾運営に興味のある方、海外生活に興味がある方、セブ島で働く予定の方、セブ島で働いている方などぜひフォロー、コメント、いいねよろしくお願いします。

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