プチ医療ミス💉
先週、歯医者さんへ行った時のこと。
半年ごとに定期検診と歯のクリーニングをしてもらっていますが、年取ってくると歯茎が下がるので、クリーニング中に歯が染みるんですよねー😱
いつ染みるか、いつ染みるか、と緊張して全身に力をいれて身構えながらのクリーニング。
ムチャクチャ疲れるし、チョイチョイ不意打ちでやってくる痛みが辛い。
そんな、アラフィフの苦しみを見ていた先生が、
「まさりさん、麻酔をかけてからクリーニングしましょうか？」
と、提案してくれました。
「痛いのが苦手な方は、麻酔かけてからクリーニングされる方、結構いらっしゃるんですよー」
とのこと。
そうなんだ❗
「それに、麻酔をしてると、こちらも患者さんの痛みを気にせずしっかりクリーニングできるのでキレイになりますよ」
へー。
それはありがたいですね。
でも、麻酔するのも痛いですよね😅
うーむ。
麻酔注射の痛みと、いつくるかわからない痛みに怯えながら過ごすクリーニングタイム、よーく考えてどちらの痛みをとるか天秤にかけた結果、いつ痛いかが明確な麻酔を取ることにしました。
麻酔の注射も苦手ですけど、今は表面麻酔をしてからやってくれるのがスタンダードですからホント有難いですよねー。
今の感覚からすると信じられないけど、昭和ではそんな気の利いたモノはなく、いきなりブスっとされてたので、ほんと怖かったし、痛かった😱
というわけで、まずは表面麻酔。
そのあとしばらく時間をおいて、プスっ、プスっと何カ所か注射されます。
全く痛くない、というわけではないけど、この時間は昭和時代を思い出して、
「こんなの全然マシ、全然マシ…表面麻酔さん、ありがとう…」
と、毎回、心の中で呪文を唱えることで乗り切っています。
麻酔が効くのを待っている間、痛くないグリグリ歯磨きスタート。
次第に麻酔も効いてきて歯茎がブヨブヨしてくるような、感覚がなくなってくるような…。
すると、
「まさりさん、どうですか？
麻酔効いてきましたか？」
と、聞かれ、気持ち的にはあともうちょっと麻酔が効いてから始めてほしいなーと思いつつ、
「んー、えーと、なんとなくー」
と、はっきり主張できず、つい日和ってしまう日本人😅
すると、
「では、始めますねー」
「痛かったら言ってくださいねー」
キュイ——ン。
始まってしまった💦
美容院での「お痒いところございませんか？」と同じく、歯医者さんでの「痛かったら言ってください」も、私的には難易度が高い…。
どれぐらい痒かったら、どれぐらい痛かったら申告するべきなのか。
50年以上生きてますが、いまだ計りかねております。
…っていうか、一度、心筋梗塞の手術で部分麻酔された時に、
「ちょっと痛いです」
って、珍しく正直に言ったのに、
「気のせいです」
ってスルーされたのがトラウマになっているのかもしれません💦
さて、こちらの歯医者さんはスタッフさんが多くて、毎回違う歯科衛生士さんなんですよね。
なので、その日によって若干技術の差（＆攻め具合の差）があるような気がします。
今日の歯科衛生士さん、結構攻めてくるし、若干雑かも〜､麻酔してるのにチョイチョイ痛いし…と思いつつ、左半分が終わったところで、先生が後ろを通りかかりました。
そして、ビックリして、
「え？ もう始めてるの？
もう1回、麻酔追加するのよ！」
え？（歯科衛生士さん、フリーズ）
え？（まさりもフリーズ）
全員がフリーズする中、先生が、
「…あの。まさりさん、すみません。大丈夫ですか？」
そういえば、いつも麻酔の注射は2回あったな。
私も忘れてました💦
そして、先生は歯科衛生士さんに向かって、
「ごめんね、私の指示が悪かったわ」
と、言い、私には、
「申し訳ないです、左はもう終わっちゃったけど、右側だけ追加で打ちましょうか？？」
と、言われたのですが、んー、まあ、いつもよりちょっと痛いなーとは思ってたけど、ガマンできないほどではないし…いや、でも、痛い目にあいたくないために、ちょっと痛い目（麻酔）にあってお金も払ってるのに、麻酔がちゃんと効く前に痛い目にあってしまってるってことか、私。これって怒った方がいい場面なのかな？ 一体どういうことだ。どうしたらいいいの？ 何が正解？ わからん。…メンドクサイので、最早このままでもなんでもいいんだけど、えーと、どうしましょう？？？
混乱している私に、結局、追加の麻酔がプスプス打たれました。
そして、数分後、
「はい、右半分（担当が）変わりますねー」
しれっと別の歯科衛生士さんになりました。
え？
さっきの歯科衛生士さんは…どこへ？
ま、まさか…。
しっかり麻酔が効いてもう全然痛くない状態の私は、先ほどの歯科衛生士さんが、↑こんな感じで、
「あ、あの、ちょっと間違えただけなんです」
「もう二度とやりません、許してくださいっ」
「いやだっ、地下には行きたくないっ」
…と、どこかへ連れて行かれる場面を妄想しながら残りのクリーニングをしてもらったのでした。
あの人、大丈夫かな😅
カイジの世界😱
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