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【東京五輪】外国人が"バイ菌扱い"されてる日本の現状にモノ申す。

最近、いたるところでコロナの話題が取り沙汰されていて、日本の雰囲気がすごくネガティブになっているので、具体的なデータを使って現状を考察することにした。

このままでは、本来なら「明るい話題」であるはずの東京オリンピック(スポーツの祭典)が、未来の負の遺産になってしまうかもしれない……。

それはちょっと、日本人としてごめんだ💦

というわけで、東京五輪の現状と近未来について、ぼくの視点で「日本人は今後どうすれば良いか」について考察することにしよう。

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🗾 コロナ感染者数は訪日外国人客数に比例するか

多くの人が気になっているのは、選手を含む訪日外国人と、日本人のコロナ感染の潜在的なリスクだよね。

で、実際にデータを見ると、海外からの入国者数に比例して、感染者数が増えているんじゃないか?というデータもある。

まとめるとこうなる。

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ほら!やっぱり外国人数とコロナ感染者数は比例しているじゃないか!🗾に外国人の受け入れは即刻やめるべき!オリンピックは当然中止!😡💨

……と思ったかもしれないが、2021年4月の観光客数は1万900人で、3月の1万2300人よりも減少しているのに、一気に感染者数が増えている。

まあ、このグラフだけでは、データが不十分。

これとは別に、同じ時期にPCR検査数が増えたってのも忘れてはならない。

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(データの出典:厚生労働省

つまり、訪日客数がどうのというよりは、PCR検査の実施件数に比例して、感染者数(新型コロナ陽性だと判明した人口)が増えているのだ。

あるいは「コロナウイルス」の性質自体が、なにか大きな変化をしたのではないかと思う。

ちなみに「Go to トラベル」は、2020年7月~2021年2月1日なので、それも感染拡大の要因の1つな気はする。

ただ、4月の暖かい時期になって、本来ならウイルスの活動が抑えられるはずなのに、数値が増えているのも奇妙だ。

これは日本人が引きこもりに耐えられなくなって、国内のあちこちを移動しまくったり、満員電車に乗りまくったりしていることと、決して無関係ではないだろう。

都市部の会社で働く人々は、満員電車は避けられないからね。特に東京(笑)

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🗾 無観客開催でも感染拡大?東京五輪に海外の選手を受け入れた場合のリスク

東京オリンピックは「無観客開催」が前提だった。

政府は、約100万人の集客効果がある今回の東京五輪で、会場内での「密」を避けるために、観客を受け入れない方針をいったん打ち立てたんだけど、なんだかんだで今では観客を入れることになっている。

その代わり、海外からの観光客はシャットアウトの方針。

外国人選手とその関係者(合わせて約9万人)のみを、きっちりと事前隔離などの措置を取った上で、受け入れる方針を示している。

ぼくは以前にこういう記事↓を書いたんだけど、これはちょっとポジティブに偏り過ぎなので、今回は五輪のリスクを深掘りして考えてみようと思う。

まあ、騒がれているのは「変異株」の存在ですわ。

人は生まれつきの本能で、得体の知れないモノに強い恐怖を感じるようにできている。

で、この変異株がなにかとヤバいとみなされていて、インドで猛威を振るったりと恐ろしいニュースが続き、日本人の不安を煽り立てている。

それは、変異株の正体が不透明だからだ。

この「変異株」が、そもそもどうやって生じるのか、そのメカニズムをしっかりとデータ集めて、根本原因を考えた方がいいと思うんだよね。

オリンピックを中止(もしくは再延期)すれば、今回のコロナ騒動が収束するのかといったら、ぶっちゃけその根拠はない。

何いってだ❗😡これだけ感染拡大が騒がれているのだから、オリンピックは当然中止すべきだろ❗❗😡外国人の受け入れも絶対反対❗❗😡💢💢💨

……って言いたくなる気持ちもわかるけど、それっていわゆる「戦争反対」と一緒で、物事の表面しか見ていない気がするんだよね。

ただ単に「外国人の受け入れをヤメロ!!」と言ってても、それでは外国人をあたかもバイキン扱いしてることになるし、日本を鎖国すれば変異株が一切生じない……という根拠もないし。

先ほどデータで示した通り、原因は「外国人」だと100%断言はできない。

ではなぜ、日本国内では変異株がさほど生じていないのに、海外では変異株が生じて死者数が膨れ上がっているのか?

それを我々は考えていかなくてはならない。

実際のところは確たるデータもないのでぼくもよく分からないんだけど、人間の内なる悪意や復讐心などのネガティブな感情によって、ただのウィルスが「狂暴化」して人を襲うようになる、みたいな説はあるよね。

科学的根拠はないですけど(笑)

ただ、もともと日本ではインフルエンザよりも殺傷能力が弱いと考えられていたコロナが、最近になって狂暴化し始めたのは、別に外国人受け入れのせいではなく、日本人の内なる悪意が増幅した結果、免疫力が低下したからじゃないかな、という説は考察の余地はあると思う。

もちろん、単純に検査数が増えたからってのが一番の理由だとぼくは思う。

が、入院数や重症患者数も増えているのを考えると、安易に「じゃあ検査をやめればすべて解決だね」というわけにもいかない。

本当に正確なデータを出したいのであれば、全国一律にPCR検査を「強制」した上で、感染数との因果関係を導き出す必要があるけど、それも現実的ではない。

外国人の受け入れをやめれば解決するのか?

ワクチンさえ普及すればすべて解決するのか??

そもそも新型コロナさえいなければ、日本人は幸福でいられたのか???

問題はそう単純じゃない。。。

だからこそ、疑問を持ち続け、考え続ける必要が出てくる。

少なくとも、なんでもかんでもコロナのせい、ガイジンのせい……っていう「他責思考」は、自ら墓穴を掘ることにはならないだろうか。

このまま日本人が外国人を悪者扱いしてたら、アメリカでアジア系に暴力振るってる人々と同じレベルに成り下がるのではないだろうか。

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🗾 昭和の東京五輪もドタバタ(歴史は繰り返す)

1964年にも、日本で東京オリンピックが開催されたよね。

当時は新幹線が直前になってようやく完成したり、何かトラブルが多かったみたいだけど、最後には何とか無事に五輪が開催されて、めでたしめでたし、というハッピーエンドに終わったらしいよ。

まあ当時はぼくまだ生まれてないので、詳しくは知らないんだけどさ。笑

どうせ五輪をやるって決めたのなら、日本がコロナを克服して復活を遂げたっていう「ポジティブなエピソード」を作りたいところだ。

元々、オリンピックは明るい話題だったんだし。

裏金もいろいろ動いてるだろうけど、そんなのはオリンピックに限った話ではないし、政治家や企業幹部なんて、むしろワイロとか裏の繋がりがなきゃ国を動かすことなんてできない。

だから、注目すべきは「そこ」ではないと、ぼくは思う。

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🗾 まとめ的考察

今回は東京五輪の中止をすべきか否かの判断に際して、訪日外国人数と国内コロナ感染者数を用いた統計データから考察をしてみた。

大衆は、なにかと物事をシンプル化して考えたがるのだが、実際に起きている出来事はもっと複雑であり、特定の誰かを悪者にすれば解決するわけではない。

ゆえに、この説を敷衍すれば、「コロナウイルスが悪」ではなく、本当に考えるべきは、この一連の騒動を通じてぼくらの生活を振り返ってみることが必要なのではないかと思う。

ちなみに最近、この本を読んでみたんだ。

「正確な数値」や「正確なデータ」に基づいて思考をすると、見える世界がだいぶ変わってくる、という内容が延々と書かれている。

400ページあるので読むの大変だけど、これからの時代を生き抜くために、各家庭に一冊あっても損はないと思ったね。

読書がキライな人はオリラジの中田敦彦氏の動画で本書が特集されているので、そっちを見ればいいと思う。あれを見ればだいたいの内容は分かる(笑)

ちなみにぼくは英語初心者の方向けに無料のメルマガコミュニティを運営しているのだけど、今回の内容に共感して、ちょっと英語でも学んでいるかってなった人は、以下のキーワードで検索してみてね🔍

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上記のキーワードを検索して、一番上のサイトをクリックすればOK。

では、今回も読んでくれてありがとう。

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