
日本で英語が爆発的に流行してるのは「ネットワーク外部性」が理由
「英語はやっておいた方がいいぞ!」
って話を、最近、あっちこっちで聞くよね。
動機は人それぞれだけど、ぼくの場合、英語を学ぶからには、やっぱり「日本を世界に通用する国家にしたい」って思うんだ。
これは、かつてのアメリカ留学経験において、自分の弱さをトコトンまで思い知ったのが大きな理由。
日本国民はもっと、英語力を全力で鍛え上げるのが望ましい。
ぼくは心からそう思ったし、今もそう思う。
教育市場の規模って、6兆円とか2兆円とか1兆円とか言われてて、どれが正しいかはイマイチよくわからないけど、少なくとも英語を含む語学教育の市場は右肩上がりに伸びている。
たとえばオンライン英会話のレアジョブの売上高は、去年と比べて22%の大幅増、最終利益は36%の大幅増となり、過去最高を連続で更新の見込みだ。
まあ、ぼくは別に統計の専門家ではないから、ビッグデータに関する詳しい言及は控えておく✋
💎「みんながやってるから自分もやる」という心理
英語がここまで日本人に流行ってるのは、みんながやっているからだ。
「自分はそんな安直な理由で英語を学んではいないぞ!」
って反論があるかもしれないが、そういうニュアンスではない。
世界中が英語を使っているから、日本人も使わねばならない、という意味。
世界の基軸通貨がドルであるように、世界の共通言語が英語である以上、ぼくらは否が応でも英語を学び、実力を磨く必要がある。
これを「ネットワーク外部性」という。
ネットワーク外部性(ネットワークがいぶせい、英: Network externality)もしくはネットワーク効果(ネットワークこうか、英: network effect)とは、製品やサービスの価値が利用者数に依存していることである。代表的なものに電話がある。 ―Wikipediaより引用
ちょっと小難しい言葉だけど、経済用語の一種だね。
ぼくが商学部だった時に大学の講義で学んだ気がするけど、日常生活ではまず使うことがないw
まあ、この「ネットワーク外部性」をわかりやすく説明すると……
「皆が使っているものは、自分も使いたくなる」という人間心理のことね。
たとえば今だったら、あつ森とかスプラトゥーンとかフォートナイトとか、みんなやってるじゃん。だからその流れに置いて行かれたくなくて、「自分もやってみよう」って思う人が増えて、結果的に、ゲームのユーザー数が増える。
みんなが使えば使うほど、ますます便利で面白いサービスが充実する。
Google, Apple, Facebook, Amazon (+Microsoft) は、この法則に則って、世界規模で拡大していったわけだね😊😊😊
↑詳しくはこの動画でも解説されている。
数ある企業の中でも、GAFAだけが勝ち続けるのは、「みんながGAFAを使っているから、今さら他のものを使えない」ってのが理由やね。
英語も同じ理屈で、今さら代替が効かないってワケ。
なので、日本人も、もちろん日本語をマスターすることは大事だけど、それと同時並行で英語をマスターしていった方がいいんだぜって話ね。
まあ、強者もラクじゃないと思うよ。
アメリカは世界の基軸通貨(ドル)発行権を握っているけど、おかげでずーっと貿易赤字が続いているしね。
リーダーはリーダーなりの苦労がある。表には見えない苦労がね……。
ゆえに、リーダーには優れたフォロワーが必要なのだ。
うちら日本人に課せられた世界の役割とは、最強のフォロワーシップを発揮すること、なのかもしれない……。
日本人は「引っ張る側」よりも「支える側」のが向いていると思うね。
今回も最後まで読んでくれて、ありがとうござんした。