読書離れをどう読み解くか
衝撃のニュースがGoogle Chromeに出ていたので少し調べていました。
読書離れに関するニュースです。
電子書籍を含めてゼロ冊が62.6%
上記記事にはこうあります。
電子書籍の普及に伴って、紙の書籍が読まれなくなったという話「ではない」のです。
電子書籍を含めてゼロ冊が62.6%なんです。
これは私には理解しかねる話です。
本が読めないなんて。
そんな過酷で悲惨な状況に置かれているなんて。
なんて可哀想な話なんだ、と思いました。
私は「本が読めない」をセルフネグレクトの一種だと思っています。
ネット記事を読むのが75.3%
では、ゼロ冊の人は何を読んでいるのか。
ほぼ毎日、ネット記事を読む人が75.3%です。
それ自体は構いません。
(私のnoteでも構いません。)
けれども、どんなネット記事なのかは、気になるところですね。
少し調べてみるとありました。
まとめサイトなんです。
まとめサイトとか見ればいい?
角田陽一郎さんと対談した若手起業家の主張ではこういう5つの理由があった、という話でしかないと思いたいです。
けれども、2024年の読書離れにも通じる話であると思います。
対談相手の若手起業家はこう言ったそうです。
そんな話があって良いのか。
そんなこち亀(『こちら葛飾区亀有公園前派出所』)の話みたいなもんが、本当にあって良いのか。
まとめサイトだけで「それで良い」のか。
私には衝撃的な内容でした。
要素の摂取だけで良いのか
私はかつて、「食事のコスパとは何か」について述べています。
錠剤の摂取なんて食事ではないと述べています。
読書でもそうなんです。
炭水化物、プロテイン、マルチビタミン。
全て粉で摂取できますが、そんなものは食事ではありません。
要素の摂取だけで良いのかと思います。
食事にせよ、読書にせよ、雑味のようなところが大事です。
そのほうが健康に良いはずなんです。
もし食事が粉末と液体だけになってしまったら、地獄でしかないでしょう。
読めないなんて可哀想
角田陽一郎さんの言葉を、再度引用します。
角田陽一郎さんの仰ることはその通りです。
けれども私はこういうことはあまり言いません。
「読む良さ」より「読めない悪さ」がどうしても先に来てしまいます。
食事と読書は同一だと思っているからです。
何も食べず「粉末と液体で良いじゃないですか」と言っている人間がいたら、セルフネグレクトをやめろと言いたくなります。
私にはそれぐらいの苦行に見えます。
なんで好き好んで苦行で良いと言うのか。
私には意味がわからないのです。
ただあまりにも可哀想なので、粉末でないものを食べてほしいと思います。