今日は長崎原爆の日
今日は長崎原爆の日です。
広島原爆の日についてはこちら。
長崎原爆の日にしか思わないこと
長崎原爆の日に思うこと。
そして、長崎原爆の日にしか思わないこと。
人類が最後に原爆を投下した日になってほしい、ということです。
広島原爆の日との違いはそこです。
広島の場合、「人類が最後に原爆を投下した日」にはなれません。
型が違うとは言え、原爆は原爆です。
現時点では、長崎原爆の日が最後なんです。
今日を最後に「しなければならない」。
今日が最後かどうかは、人類が決めるのです。
三回目の投下があった瞬間に変わるのです。
三回目の投下があった日が「人類が最後に原爆を投下した日」になってしまうのです。
三回目のない世界を望む
日本は唯一の被爆国です。
唯一の被爆国に「しなければならない」。
これまでは唯一の被爆国でした。
これからも唯一の被爆国であり続けるかどうか、それは人類が決めることなのです。
自動では、唯一の被爆国にはならないのです。
三回目の投下を人類が防いできたからです。
思惑もあったでしょう。
偶然もあったでしょう。
人類がその努力によって防いできた、なんていうことは、言いませんし言えません。
けれども、戦後に努力と偶然が重なったことで、なんとかここまできました。
これまでも、そして、これからも、努力と偶然によって、三回目の投下がない世界をつくらないといけない。
人類がそう「しなければならない」。
6日も9日も原爆投下のない世界を望みます。
けれども、今日のほうが「三回目のない世界」を強く望みます。
日本以外なら良いわけがない
軽々しく「日本以外なら良い」と言ってしまう、ふざけた人間をいくらでも見てきました。
嫌という程に見てきました。
日本以外なら良いわけがない。
人類共通の惨禍に対して、ふざけてはいけない。
けれども、ふざけた人間は、一定数います。
ふざけることによって「ふざけたことを言っても良いぐらい強い自分」を主張する愚物どもです。
それの何が強さか。
ゴリ押しの強さなんです。
主張の良し悪しでなく、ゴリ押し出来るか否か。
そんなもんで判断しているから、そこまで愚かになれるのです。
ただ悼む
最後に、市長、首相、大使についてです。
触れておこうかどうか、迷いました。
述べないことにします。
今日ぐらいは、ただ悼む。
悼んでいる場合か、とはなりません。
今日は悼む日です。