食事のコスパとは何か
衣類のコスパについては何度か述べているので、食事のコスパについても述べようと思います。
食事のパフォーマンスとは1
食事のコスパを考える際に、値段をコストとして捉え、コストさえ削ればコスパが良いのだとする愚かな人間をたくさん見てきました。
そういう人間は、コストばかりをごちゃごちゃと言い、パフォーマンスのほうを向上させることを言いません。
そんな愚物どもの意見でも真摯に受け取っていたことがある私には、断言できます。
食事にはパフォーマンスがあって、コストのみをごちゃごちゃというのは愚かな証拠であると。
私はそこまで断言出来るのです。
食事のパフォーマンスとは2
では、食事のパフォーマンスとは何か。
すぐに思い浮かぶのは満腹感です。
安くて腹が膨れるのがコスパが良いと。
そういう愚物はたくさんいますね。
しかしながら、間違っています。
カロリー失調にはなり難くなっています。
けれども一方で、栄養失調になり易いのです。
そんな現代ではナンセンスなんです。
カロリー不足よりも栄養素不足のほうを気にしていかなければいけません。
栄養素は不足しがちなのです。
各種栄養素をバランス良く取ることができる食事こそが、パフォーマンスの良い食事です。
錠剤でなく食材で
ただし、「錠剤でなく食材で」です。
賢しらぶった愚物が「サプリメントとか」という口を挟むことがありますが、論外です。
サプリメントを否定しませんが、サプリメントと直結した理解しか出来ない愚物は否定します。
食事で重視するべきなのは、栄養素だけではないからです。
食事は、栄養摂取と同義ではありません。
カロリーベースであろうと。
栄養素がベースであろうと。
錠剤を水で飲むのは食事ではありません。
効率的な栄養摂取ではありますが、そんなもの、食事とは呼べないのです。
雑味には意味がある
栄養摂取を至上目的に置いた場合、究極的には、ブドウ糖だけを摂取し続ければ良いのです。
生存するだけなら、それだけで済みます。
けれども、穀物、主菜、副菜の三者のバランスを取り、自分の味覚に合わせるのが一番です。
コストがどれだけであろうと、栄養や味覚というパフォーマンスを犠牲にしてまで、食べなければならないわけがありません。
けれども、コスパコスパと食事にまで言い始める愚物は、いくらでもいるわけです。
ブドウ糖以外何も食うなと思います。
これは、食事に限らず、知識でもそうです。
ブドウ糖のような知識なんて、効率的であろうと味気ないものです。
黒糖のような雑味がある知識のほうが、効率的で無さそうでいて効率的になるのです。
無駄なようで無駄でないことなんて、いくらでもありますからね。