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人生とは選択である

人生は選択の連続だ。

右の物を取るのか?
左の物を取るのか?

右の道を行くのか?
左の道を行くのか?

右の人と一緒に行くのか?
左の人と一緒に行くのか?

あるいはどちらでもない人と一緒に行くのか?

問題は何を選択するかだ。
自分にとって最良の選択とは何か?

自分自身の基準を持つこと。
それを選択の目安としていく。

臨機応変に動くことは賢いことではあるけれど、立ち戻ることができる自己基準がなければ、選択に翻弄されることになってしまう。

自己基準を貫くことは、時に辛くしんどいこともあるが、迷う自分の心のより所となる。

力で押し切ることは簡単で無思考だ。
感情がなすがままの人間にはなりたくない。

また、そういう人間の誘いの手に乗りたくもない。
自分の感情から目を離すと、なすがままである自分に気づくことになる。

選択とは、自分そのものだと言える。
何を選択するかがその人自身である。

正しい選択が、さらに自分を強くする。
感情で動こうとする自分を疑うこと。

誰かを嫌いになったり、誰かを批判したくなったり、自分の正義を振りかざしたくなったり、選択が一択になった時は、自分が間違っていないか考えてみた方がいい。

心が一択になった時は、間違いなく感情だけで動いている。

人間は間違うものである。
だから、心が感情で一杯になったら、自分を疑ってみた方がいい。
自分は、感情のままに心が一択になっていないかどうかを。


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