Notionでいつでも手の届くところに。
こんにちは。読書記録もNotionに保存していて、いよいよ今年度の読了数が150に近づいてきました。かなり乱読でありaudiobookがメインではあるのですが、果たしてこのペースを継続できるかどうか。
つまみぐい。
個人的に気持ちを落ち着かせる方法としての読書を推薦しているのですが、どうしても「本を読む」という行動が難しいなと感じる方も一定数いらっしゃいますね。どうしても日本人の場合、1ページ目(もっというと表紙)から順に読まないといけない、となってしまう傾向があるようにも思えます。
もちろん小説のように途中から読むと意味が理解できなくなるケースがあるのは確かですが、ビジネス書や自己啓発書は目次を見て、そしてどこからでも読んでいい、となると少しは余裕が生まれるのではないでしょうか。それを乱読と呼ぶべきか、それともやはり「つまみぐい」と呼ぶべきだろうか。
大切なデータをいつでも手の届くところに置いておく。
そういう意味でいえば、もしかすると紙の書籍よりもKindleのほうが良いのかもしれないなと最近は感じてしまいます。前述のとにかく貯めておく環境としてのNotionなどでも同様ではあるのですが、書籍すらもデータベースだと思えば、検索してそこを読むという習慣が作れるのではと思っています。
これはなにも時間短縮という観点ではなく、たどり着きたいところへ的確にたどり着くということです。「大切なデータをいつでも手の届くところに置いておく」(スティーブン・R・コヴィー)という感覚が必要なんですよね。7つの習慣のなかには「第Ⅱ領域ツール」というフレーズで記されています。
ふたつの要素。
すでにこの駄noteをご覧の皆様ご存知、時間管理のマトリックスにおける第Ⅱ領域「重要ではあるが緊急ではない」を管理するということです。
言ってみればNotionに大量にあるデータも、手元にあったりKindleに入っている書籍も、すべてはこの第Ⅱ領域のための要素と呼べるのかもしれませんね。エビングハウスの忘却曲線が示す通り人間の脳だけで記憶し続けることはほぼほぼ難しい。なにせ20年前から比べると数百倍の情報量なのです。
そのような情報のなかから今欲しいものにたどり着くなど、ほとんど奇跡と言ってもいいです。だからこそデータは貯めておく、たどり着きたいときにたどり着けるようにしておくというこのふたつの要素を満たした状態にすることこそ重要だと感じます。積読だってそう考えれば悪くない選択です。
クラウドならちょっとは気楽。
翻って、レゴ®シリアスプレイ®では、作った作品を貯めておくという行為は無いに等しい(置き場所の問題などもある)。忘却曲線にもあるように作品を壊した20分後には半分以上の内容を忘れている可能性もある。個人的には定着するまで一定期間作品を保持して、振り返る活動をおこなっています。
「いつか使うは多分使わない」なんて言葉もありますけど、使うことだけを念頭に置いておくと心が痛みます。いつか使う。だから置いておく。これだけで気持ちが少し楽になる気もしています。当然のことながらスペースの問題と向き合う必要はあります。でもクラウドならちょっとは気楽ですよね。
最後に。
第Ⅱ領域ツールは6つの基準を満たすように記載されている。
一貫性
バランス
第Ⅱ領域へのフォーカス
人間関係重視
柔軟性
携帯性
いつでもスマホでアクセスできるのもよいですねNotion。レゴ作品もちゃんとNotionに残すようにしなければ。