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レゴブロックによる「現在地調査」(2024年10月度)。

こんにちは。先程広島県から戻ってきました。出張続きで疲れはあるけれどそれ以上に多くの仲間との対話が心地よい。自分自身の成長にもつながる気がしています。


15年後のキャリアビジョン。

先日の合宿では、若者にとっての15年後のキャリアビジョンについて1on1を実施した。自分が受け持った8名の方々には感謝しつつ、自分の知見や経験を元に参考レベルの問いかけをおこなった。翌日の各自のプレゼンテーションを聴いて本当に胸が詰まった。彼らの未来は明るいと素直に思った。

とにかく言語化する。とにかく言葉にすることで推進力がつくのは言うまでもない。悩んで悩んでまた悩んで、一歩ずつ前に向かうことができる。しかしながら今日の延長線上に明日があるのだとしたら、もっと先を見据えた一歩にしたいものだ。個人的にはやはり、この言葉を若者たちに贈りたい。

月に行こうという目標があったから、アポロは月に行けた。飛行機を改良した結果、月に行けたわけではない。

三木谷浩史「成功の法則92ヶ条」より引用

「現在地調査」開始。

2024年10月の現在地。

さて現在地調査を始めます。中心にいる、頭の上に花が乗っているフィグが1on1相手の若者たちである。自分自身ははるか後方におり、彼らの背中を押す役割を持っているわけだ。そんな若者の目前には複雑怪奇なレゴブロックの構成。まさにこの先のキャリアビジョンを彷彿とさせる内容でもある。

とはいえベースとなっている部分には情熱(赤)冷静(青)意志(緑)良心(桃)が綺麗に配置されており若者の知性の高さを物語っている。考えはある。考えがまとまっていないだけとも言える。そんな状況に向けて自分はどのように背中を押せばいいのかを悩んでいる節もある。もどかしいほどに。

比較も意識して、先月の作品と並べてみる。

2024年10月度(左)と2024年9月度(右)

レゴ®シリアスプレイ®の威力。

先月の「偉い人」の前に咲いていた花が、若者だったのだなと改めて思い出される。彼らは一日一日成長している。その若者との距離を取ってしまっている自分が恨めしい。もっと思っていることをストレートに伝えることも重要なのではないか。僅か一ヶ月のことなのに変化が見えてくるのがLSPだ。

自分自身の目が偉い人と同じになってやしないか。近い距離でのパス交換ができていないことに愕然とする。前面ではそうは思っていないように見えるものの潜在意識に存在するからこそ時間制限の中で作るレゴ作品には表出されてきてしまう。毎度ながらにレゴ®シリアスプレイ®の威力を思い知る。

人生を賭ける価値が。

若者の足元をよく見てみると空洞になっている部分が多い。これが何を意味しているか分からないが、敢えて意味付けをしてみるとすればここがコーチングの領域なのではないかと思えてくる。先日もある部署の若者と1on1をおこなった際にも感じた「自分のやるべきこと」が今回も強く迫ってきます。

レゴ®シリアスプレイ®は本当に奥の深いメソッドだ。人生を賭ける価値が確かにそこにはある。だとすればこの先、この若者たちにできることはなんなのだろうか。もっと自分自身を高める必要があると感じる現在地調査でもありました。作品はテーブルに飾りいつでも感じられるように。習慣が大事。

空洞を埋めることができるのはもしかして・・・

最後に。

毎月の5分間に凝縮されている自分の生きざま。手に入れられるものが多いのか少ないのかを知るのも自分のみ。問題は外側にあるのではなく自分自身の内側にある。それらに気づかせてくれるのもレゴ作品と言ってしまえると思います。下り坂だと思うか上り坂だと思うか。同じ坂でも捉え方ひとつ。

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