#7【想像】レゴ®シリアスプレイ®で体感する「7つの習慣セルフコーチング」 。の続き。
こんにちは。なんだか師走に追われてバタバタしています。それでも、ヒトと関わる仕事だけに、心地よい時間がいただけているなと実感中。ありがたい日々です。
前回までのおさらいはこちら。
作品を中心に「やる」「やらない」を決める。
ここからが想像のメインだ。Work9では「目標を達成するための決断」をしていくことになる。これは何か。目の前に存在している「目標と今の自分とワクワク達成/未達成の関係性」を意識したレゴ作品を観察し、目的を成就するために「やること」「やめること」を決断する必要があるということ。
何もない状態から「やる」「やらない」を決めるのではなく、あくまでも作品を中心に考えるのがレゴ®シリアスプレイ®。3D化されたことで、より内省化することが可能となり、目標に向かう自分が今やらなければならないこと、敢えてやめなければいけないことの明確化ができるようになっていく。
レゴブロックが語ってくる自分の記憶。
左の作品の底に真っ赤に燃えるブロック。学ぶことへの情熱をたぎらせる必要がある。そして段を登っていくことで最終的に無我の境地に入っていく。右は半径5mを歯車で見立て、その範疇に「選択と集中」し、多角化することなく自身の強みである新しい発想(ひっくり返っている)を見せていく。
これらをしっかりと頭の中に叩き込むことこそ、今やるべき、やめるべきであると作品が語ってくる。確かに自分は器用貧乏というレッテルのもとで散々だった記憶がある。学ぶ時間の捻出のために情熱を出せなかったのと、半径5mより先のイメージが大きすぎた。作品がそれらを教示してくれた。
左利きが右手に持つ盾。
では、また、ランドスケープでなのである。「やる」「やめる」は自分自身の作品の一体どのあたりに配置されることが表現としてイメージを掴みやすいだろうか。今回は、やること「学び続ける」は現在の自分の前、そして、やめること「半径5メートル以上」は未達成要因なので未達成につけてみた。
「やめること」が未達成の作品からちょうど斜め45度の方向に向いている。ここから推察できることはないだろうか。ひとつは外部をイメージしているからこそ外を向いていると言える。また自分自身の左利きという点を見て右サイドに存在しているのも興味深い。右手に持つ盾のようなものだろうか。
セルフコーチの声が聞こえる。
作品を総括すると、若手のマインドコーチとしての自分自身は、やはり左利き、すなわち自分の得意とする右脳を活用していくべきだとも言える。セルフコーチである加賀恭一郎も自分の右側、盾も右側にあるのは偶然では無いとも思えてくる。もっと右脳的発想が重要なのだと示唆している気がする。
自分の内面がようやく見えてきたような感もある。このときセルフコーチは何と声をかけてくれるか。ここまで出てきた「やること」「やめること」に対し、「君が決めたことだ。君自身が責任を取る必要がある」と聞こえてくるような気持ちになる。あの右目に見透かされている。ありがたい話である。
最後に。
ようやく想像のパートが終了した。ここまで長かったが、見つかったものはとても大きい。そこから分かることもたくさんあったので、この先の「良心」そして「意志」に向けて、道が広がった気もしている。レゴブロックが語りかける言葉を丹念に摘み取って、自分ごとにしていく責任がここにはある。