あの頃、バーテンをやっていて良かったこと。
20代の前半に半年くらいの間、ライブハウスの深夜のバーテンを仕事としていたことがあります。
自分の人生を振り返った時に、あれほど経験になったことはない。まさに人間交差点というか、色々な人と朝までダラッと話しながら飲むのは、とても楽しかった。
今は、まるで違う仕事ですけど、あの頃に経験したコミュニケーションとかそういうものは、めちゃくちゃ自分の中でも大きなことだなと思っています。
新入社員は、半年くらい接客を体験したらいいと思う。それも、酒の席だと、余計にいいのではないかと。酔っ払った人は、割と本音できちんと話せることが多いし、もちろんまともじゃなくなる人もチラホラいるし。人間って面白いなと思えたのが、自分にとっては大きいことでした。
それこそ、一生この仕事でも楽しいかもしれないなんて思っていたんだけど、深夜の仕事っていうのが嫌になったんですよね。なんか体がついていかなかった。
それさえなければ、今頃元気に接客をしていたような気がします。
まぁなんでもやってみるもんですね。
それにしても、バンドマン・バーテンダー…彼氏にしてはいけない職業の3Bのうち2つをやっていたってことで…振り返ってみると、まぁどうしようもないヤツだったんだなと思います。
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