初めての会社の社長が亡くなった。
昨日、最初に勤めた会社の社長が亡くなったとの一報があった。故人の希望によりお別れ会なども催されない。
自分でも驚くくらいに悲しい気持ちになっています。葬式やお別れ会がないから、処理できないくらいに悲しい。
生前、特に勤めているときは、立場もあったのであまり気楽に話しかけるような感じではなかったけど、同期の中では割と悪目立ちしていたので、いつも気にかけてくれたように思う。
独立した時もメッセージをくれたり、たまに顔を出すと「何かあったら来なさい」と声をかけてくれたりした。弊社が新しい試みをした時も「こういうことを始めました」と連絡すると「素晴らしいね。幸あれ」というようなご機嫌なメッセージを返してくれた。
辞めて独立してからは、ちゃんと経営者の目線で接してくれたのはすごく嬉しかったのを覚えています。
在籍時は全然気が付かなかったけど、ものすごく知的レベルの高いことを率先してやられていた方だと近年になって気が付いて、もっと色々な話を今更聞きたいと思っていたところでした。後悔先に立たずとはこのことですね。
最初に勤めた会社というのは、良くも悪くも自分のその後の仕事の基準になっていて、色々なことを教えていただいた気分です。
社長の著作「プレゼンの成功法則」は、かなり昔の本だけど、いまだに自分の中でのプレゼンの基本になっています。名著だと思うし、たまに見返す。
ジャパンライフデザインシステムズの谷口正和社長。どうぞ、安らかに。
本当にありがとうございました。
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