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PUBLIC & DESIGN|公共とデザイン

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企業・自治体・共同体と実験を共創するソーシャルイノベーション・スタジオ「公共とデザイン」が運営するメディアです。クリエイティブ視点でガバナンス、民主主義、市民参加などの理論と実践…
運営しているクリエイター

#行政

公共デザインの輪郭 - 「PUBLIC & DESIGN」はじめます。

公共とデザインというコミュニティ一部有志メンバーにより、政策・公共サービス・民主主義など…

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亀岡市との子育てリサーチプロジェクト: 依存しあえる子育て環境と、母からわたしを生…

こんにちは、公共とデザインです。 2022年の頭から3ヶ月ほど、亀岡市役所SDGs創生課ブランド戦…

PUBLIC & DESIGN1周年: 社団法人設立のお知らせと、公共とデザインのこれから

昨年の6月半ばに初回記事を出したところから始まり、この1年ほぼ毎週記事を書き、現在の記事総…

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市民に委ね、受け渡すデザイン

過去にヘルシンキでのゲームを使った市民参加の取り組みや、ニューヨーク市の児童サービス課と…

富樫 重太
3年前
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民主主義の熟議をデザインする

過去の記事で民主主義を機能させるテクノロジー、民意を反映するさまざまなアプローチについて…

富樫 重太
3年前
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デザインは経済的な価値を超えられるのか

デザインの歴史をたどると、デザインの発達に産業・商業が大きな外部要因として存在しています…

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都市や資源の未来に「シェアリング」で向き合う

以前民主主義の主体を人間以外に拡張していく取り組みやフレームワーク、みんなで管理される土地や財産を指すコモンズの再生に関する事例を紹介しました。民主主義とは何か?公共は誰が担うのか?というそもそものところの問いとして「人間の行為によって害を被るのであれば、自然存在も声をもつべきではないか?」という考え方にはハッとさせられます。 資本主義の加速とともに、人類は深刻な地球温暖化に直面しており、過去100年で0.8度の平均気温の上昇ですら干ばつ、洪水、海洋酸性化といった様々な環境

変化に適応できる行政へ。未来洞察をもちいたガバナンス

これまで、未来の行政のありかたを想像するEUの研究プロジェクトや2050年の福祉のあり方を体験…

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発展途上国におけるイノベーションラボの役割

これまで政府や地方自治にあるデザイン・イノベーションラボをいくつか取り上げてきましたが、…

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共感から生まれる公共のイノベーション

Empathyとはなにかデザイナーの専門家もつ普遍的なスキルとして「Empathy(共感)」をよく耳に…

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社会システムのDark Matterに対峙するDark Matter Lab

前回の記事ではイギリスの上場企業で行政府向けのデザイン機能を提供している「FutureGov」に…

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21世紀の行政組織をつくるデザイン会社「FutureGov」

過去の記事で行政府が運営するデザイン組織としてニューヨークのサービスデザインラボや、ヘル…

富樫 重太
4年前
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2030年の行政のあり方を想像する、デザイン×未来洞察のプロセス

行政のあり方は、未来においてどう変わりうるのか? ー10年後の行政は、いったいどうなってい…

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公共機関に属するデザイン/イノベーションラボの目指すところ

これまで、政府直属のデザイン機関やラボの立ち上げから終わりまでの概観などについて説明してきました。 運営方法や資金の調達元、行政組織との関わり方なども含め、それぞれDesign Lab/Innovation Labには特色があります。その中でもそれぞれのラボの特徴を端的に表しているのが、ラボ自らが提唱している彼らの目的やゴール、デザインOppotunityなどのステートメントではないかと考えています。 今回の記事では、世界各国にあるラボが掲げているステートメントやGoal