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何も考えらんない!

【ラジオ体操208日目】

こんばんは。
無我の境地とは頭の中を空にすることだと思っていたけれど、それは思い込みだと言うことを知って、驚きを隠せないコマリストです。


今日は『煩悩と修行』というテーマで書いていきたいと思います。


「修行」と聞くと、皆さんは何を想像されるでしょうか?


座禅や写経、読経、山籠もり、滝行、断食などなど、修行と一言に言っても色々と種類がありますよね。


これらは、古くから日本でも親しまれてきたものが多く、宗教的な意味合いが強いものもありますが、最近の健康ブームや疲れ気味の現代人が多いことを背景に、宗教に関係なく注目されていますよね。


ちなみに、私も過去にいくつか挑戦したことがあります。


私が挑戦したのは座禅と読経。もちろん修行的な意味合いというよりも頭をすっきりさせたいとか、自分と向き合いたいという目的です。


でね、よく言われることとして『頭を空っぽにする』というのがあると思うんですが、私にはこれが出来なかったんです。


もうね、煩悩と雑念の塊みたいな人間なので、”あ~無理だ・・”となったことを覚えています。


で、今日はまた新たな領域に挑戦してみようということで、住職さんが運営している寺で『滝行』を受けてきました。


今日のお話は、その結果の報告と、住職さんとの話の中で気づいたことをまとめたものです。


滝行興味あるかも!
頭の中を空にするって、私もできないかも!


という方は、是非読んでみて下さいね。

滝に打たれるコマリスト

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さて、初体験の滝行。ぶっちゃけどーだったん?ということが気になる方のために結果を先に報告します。


滝行は・・
”想像以上に水が重いけど、めっちゃいい!”


正直、外から滝の様子を見ている感じでは、”これくらいの水余裕じゃね?”と完全に舐めていました。


入水前の作法を丁寧に教えて頂いて、見よう見まねでこなしてからの入水。


滝の音がうるさすぎて、あまり聞こえなかったというのはここだけの秘密ですw


人口の滝なので、滝つぼに立ちやすいように土台となる岩が設置されていて、その上にゆっくり乗りながら、上から流れ落ちてくる滝を体のどの部分で受けるのか微調整。


で、ここで気づいたのは、
見た目の10倍以上は水が重くて、息がしづらい!


滝に打たれている最中のポージング的なものをしながら、一言に簡素化された”願いが叶う”といわれている3文字の言葉を繰り返し叫ぶ。


もうね、必死ですよw


滝に打たれた瞬間、たった3文字の言葉を忘れてしまうほど。。


滝に打たれる時間は30秒程度とかなり短めでしたが、ここ最近で最も長く感じる30秒でした。


滝から出てみると、身体が軽く感じて、頭もすっきりしていました。
#気持ちの問題


ということで、私が経験したいくつかの修行的なものの中で、圧倒的短時間で効果を実感できる最高の体験となりました。

おしゃべり好きの住職さん

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さて、滝から上がると、住職から声を掛けられます。この住職さんはかなり変わった人物で、間違いなくスーパー坊主でした。


何が変わっているって、アメリカで講演会をしたり、Youtube配信をしていたり、TVに何度も出演していたり、経営者向けの勉強会を主催していたりと、住職というイメージからはかなり遠いことをたくさんやっています。


ただ、講演家ということもあってなのか、とにかく話が長いし、マシンガントークが酷い(笑)


滝から出てきた私は早く着替えたいのに、脱衣所へ行かせてもらえませんw


やっと脱衣所へ移動して着替えていると、近くまでやってきてそこから10分以上話す。


次の方が着替えたくて待っていることに気づくと、脱衣所から移動した私を捕まえて、またまた話す(笑)


もうね、どんだけ話したいんじゃい!って感じです。


しかも、参加していたのは私を含めると10名程度いるので、他の人とも話さんかい!と何度も口から出そうになりました。


ただね、この住職さんの話にも出てきて、私自身も実際に感じた滝行の良さについての話が、私の勘違いに気づかせてくれるものだったんです。

無我の境地と勘違い

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私がしていた勘違いとは、「無我の境地」に関するもの。


無我の境地とは、
頭を空っぽにして”ただそこに在る”状態を維持することで、自然界とつながること


こんなイメージを持っていました。


つまり、最初の段階にあたる「頭を空っぽにして」という部分で躓いてしまう私は、一生たどり着けない境地だと思っていたんです。


ところが、住職さん曰く
「滝に打たれている時、自分の姿勢を維持することに必死で、他のことを何も考えられなかったでしょ?まさに無我の境地だ!」


これには、正直びっくりしました。滝に打たれた気分です(笑)


1つのことに集中して、他ごとを考える余地が無ければ”無我の境地”。
頭と心はこれで十分整う。


実際、滝に打たれている時は、目の前のことに必死すぎて何も考えられない状態になっていました。


これで良いのか。


これまで、自分には無理だと思い込んできた誤解を解消されて、すごくほっとした気持ちと、すっきりした気分になりながら、帰路につくことができました。


整った身体と頭で、明日から心機一転、楽しもうかなという気持ちでnoteを書いています。


皆さんも、『滝行』。機会があれば体験してみて下さい。しっかりと効果を感じることができると思いますよ。

じゃ、またね!

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