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#毎日note
クリスマスだけどおせんべいでもいいね
「服がないのよ」
「ズボンが窮屈なのしかなくて。持ってきてもらわなくちゃね。」
私は紫色のシルバーカーを押す80代の細身の女性と歩いていた。彼女は当施設へ入所している利用者さんだ。時間はちょうど午後の3時頃。
「そうですか。もしかしてタンスに入っているかもしれないから、一緒に見に行きましょうよ。」
私と彼女はおもしろいくらいに毎日この会話のやりとりをしている。
問いかけも答えもおそろしい
終着地点にたどりつくまで
居酒屋さんで人間観察をしているのは楽しいですよね。
私は酔っぱらっている人を眺めているのが好きです。
大人になってお酒を飲む機会が出てきた時に、うすうすわかってはいたのですが、私は圧倒的にお酒に弱い人間でした。
ビールを一口二口飲む程度で、顔が赤くなり、胸がドキドキして、量が多くなってくると、洗面所やトイレにかけこみます。このことは、私の両親がお酒に弱かったので、何となくそうかな〜とは思って