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汚部屋女子だった私が、一人暮らしで掃除に目覚めた話
掃除は、【自己投資の最たるもの】だと思う。
綺麗な空間を自分へプレゼントすることで、
・その空間に見合う自分になろうと生活習慣を見直す
・自分に自信がつく
・メンタルも安定
・取捨選択や判断力もつく
・運気も上がる
とまぁ簡単に書き出すだけでも、これだけいい事があると考えている。
今の私は、掃除が好きになり楽しみながら行うようになったが、昔からそうだったわけではない。
🧹正直最初はとんでもなかった。
思えば、小さい頃から汚部屋作りの匠だった。
ーーーー・・・匠の朝は早い。
学校行くために起きればまず、昨日床に転がした飲みかけのペットボトルを踏んづけ、盛大に転ぶところから始まる。
その辺に置いておいたブレザーを手繰り寄せ、
買い置きしていたお菓子を鞄に突っ込み、
キッチンで母の用意してくれたお弁当を片手に
朝ごはんもそこそこにバタバタと家を出る。
教科書は学校に【置き勉】していたため、鞄はもはやお弁当とおやつ入れと化していた。
そう、匠の実家の自分の部屋は
そこら中に物を出しっぱなし、服も脱ぎっぱなしで、
制服のスカートは脱げば次に履くまで
そこに静かにドーナツ型のまま存在していた。
結果、母親からは「ぱなし」とあだ名をつけられ(発音は、ぱ↑な↓し→。家主と同じ音感)、
当然部屋のみならず学校の鞄の中身もぐちゃぐちゃのため、
ミンティアが鞄の中で散乱し、溢れたシーブリーズとのマリアージュを生成した時は友達にドン引きされた。
そんな私が今住んでいる家は、
遊びに来た友達すべてから
「モデルルームみたい!」
「突然来ても綺麗って何事」
「埃も裸足で逃げ出すレベル」
と言われる水準の綺麗部屋を5年以上保っている。
🧹きっかけは一人暮らし
さて、汚部屋作りの匠として一世を風靡した私が
なぜ綺麗部屋を作り出せるに至ったか。
きっかけは間違いなく、一人暮らしを始めたことだった。
2019年、ひよっこ社会人だった私は
憧れていた人生初の一人暮らしを都内で始めた。
家具や家電も一から揃えたため、かなり物入りだったが
お財布と相談しながら自身の気に入った物を購入した。
これから誰に臆することなく好きに過ごせるし、好きに友達を呼べる!ということが嬉しくて仕方がなかった。
実家は親から、友達を連れてきてはダメと言われており
それを律儀に守った結果、誰かを自分の家へ招待し、もてなすということに強い憧れを抱き、拗らせた悲しきモンスターに育った。
実家は親の持ち物のため、親が絶対的ルールである。
ということは、一人暮らしのこの家は私が法であり、覇者であり、神なのだ。
🧹生かすも殺すも、私次第。
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