【行動note】明日の仕事が不安なときの"文字化のすゝめ"

頭の中を吐き出し、noteという形にする中で
自分の中で大切にしてることを見つけ出し、
それに共感してくれる方の声も聞き、
noteで書いてみてよかったなという実感が増えてきています。

自分の生活環境が変わる中で、
新しいテーマをnote+αで発信をしていきたいな~と最近考えています。
また新しいnoteを作ったときは
ぜひ遊びにきてみてください。

さて、今日は、ここ最近
「不安が強くて寝付きにくい」状態が
続いていた中で身に着けた
脳みその休ませ方”文字化のすゝめ”という
タイトルで紹介をしてみようと思います。


1.明日は明日の風が吹く。明日のことは明日の自分に任せよう。

結論から言うと、
「明日の自分に任せる」ことが不安を減らす、
脳みそを休ませるのに
一番大切なことだと私は考えています。

言い方を変えると、
「今日の私は明日のこと気にせずに
とりあえず寝ちゃおうね」ということです。

まず、明日が不安、未来が不安で
そわそわしてしまうときが
どういうときか考えてみましょう。

★試験結果が良くなかったらどうしよう...
 という不安

合格発表や成績表が出されるまでに、よく不安になりますよね。
私も留年の一歩手前だったときは毎日そわそわしてました。
でも、これはもう過去の自分がした結果が出るか出ないかのことなので、
今の自分が不安になって焦っていても、できることはせいぜい追試がある場合の勉強くらいでしょう。
つまりあんまり今の自分が不安になっていても
未来を変えられることはありません。

★明日はこれもやって、
 これもしないといけなくて、あれも・・・
 と言う不安

明日やるべきことを考えているうちに
不安になってきた、なんてことも
よくあるかと思います。
特に重要な仕事があったとき、
何かを決めないといけない、締め切りが近い、
なんて仕事が迫っているときは焦りますよね。

でもベッドでいろいろ考えていても、
仕事が進むわけではありません。
そして大抵のことは、
寝ると忘れてしまいますよね。

つまりこれも寝る前に不安になることで
いま劇的に何かを変えられることは
あまりないですよね。

★今日は仕事で大きなミスをしてしまった。
 明日どうしよう…。
 と言う不安

上司に叱られた。
職場で自分の悪口を聞いてしまった。
あのときああしてたら。
ちゃんと確認していたら…。

ミスをするつもりじゃなかったのに、
と自分を責めて、落ち込む夜もありますよね。

私はちゃんと反省ができる人は、次そのミスを繰り返さない人だと思っているので、
そういう反省ができること自体
素晴らしいことだと思います。

ただ、
ミスをした自分を責めて不安を煽っても、
未来の自分が良くなることはありません。
ミスをしたときは次どうすれば
ミスをせずに済むのかを振り返り
行動することが一番大切だと思います。

いろいろ挙げてみましたが、
共通していることは
これらの不安を頭の中で渦巻いていても、
未来は大きく変わらないということ
です。

つまり、明日は明日の風が吹くのです。

今日の自分の状態で明日のことを考え
ベストを目指そうと策を考えても、
とんでもない事態が起こることもあります。

だから明日のことは明日の自分に任せて、
今日の自分は今日を精一杯生きることが
大切なのです。

今日の自分は寝るまでが今日の自分です。
寝るまで全力で今日を生きましょう。

それでも、不安が表われたときは
是非試してほしいことがあります。


2.文字化のすゝめ:①これから一番やらないといけないことを紙に書き出す

前回の【行動note】でも紹介した
「文字化」のお話しです。

これは自己肯定感を下げないためにも
大切なことですが、
そもそも頭の中を整理するのに、
非常に有効な手段です。

特に
いろんな連絡がきて
処理しないといけないことが増えている!
あれもこれもやらないといけないのに~!
あ~どうしよう~!

と次々にやることが舞い込んできたときに
一つひとつを処理するために有効になります。

というのも、
これからの自分がやることが明確でなく、
行動する先が決まってない中で
彷徨っているときは、
脳みそもフル稼働をしながら
目の前の仕事を処理する状態になります。

そうすると、目の前の仕事に
懸命に取り組んでいるつもりになりますが、
仕事が進んでない、
ミスが多くなってしまうなど、
結果として、集中力に掛けた状態
なってしまうのです。

なので、そういうときは
まず、全部を一気にやろうとすることを
あきらめましょう

そして、一度仕事の手を止め、
メモ紙を出し、
「今やること」
「これから一番やらなくちゃいけないこと」
を書き出しましょう。

★AMに●●さんに企画書を提出する(最優先!)
★休憩終わったら、△の件を確認する
★メール確認後今日のスケジュール立てる
などなど...

こうやって書いたものをつくり、
それに沿って実行していくと、
メモ書きをした内容を実行しているときは、
一番優先するべきことをしている状態なので、その目標を達成するためだけに、
集中して取り組むことができます。

このように、
「これからやることを計画をしている自分」と
「計画を実行する自分」を切り離すと、
「計画をする脳みそ」と
「計画を実行するための脳みそ」の
切り替えを上手にすることができます。

大事なことは、ここで書き出す内容は
なるべく少なくすることです。

もし忘れちゃいけない内容があったら、
それも別にメモとして書き出して、
その仕事を終えた自分に処理を任せましょう。

私は仕事柄、今やっている仕事を
急に中断せざるを得ないような仕事が
前兆なく入ることが多く、
よくそれに翻弄されて一つの仕事に
集中できないことがありました。

頭の切り替えが上手にできていなかったのだと思います。


最近はシフトを見ながら、
「今日はこれをやるのが一番優先かな」と
その日に一番やらないといけないことを2週間分くらい一気書き出す時間を作っています。

朝出勤をして、それを見ることで、
今日やるべきことがわかるので、
出勤するまでに
「今日は何をすればいいんだろう・・・」
と考えながら悶々と頭を巡らせる時間が明確に減りました。

もちろん、急にやることが舞い込んでくることもあるので、その日にやることがいっぱいにならないように、先送りもできるように、
書いておくことはシンプルに
「一日に一つだけ」です。

文字化をすることで、
そのときに脳が処理したデータを
紙という媒体に置き換え、
脳から削除することができることで
脳みそが処理をするデータを
減らすことができるのです

終わった仕事が書かれたメモを
電動のシュレッダーにかけるときは
ほんとに脳みそが軽くなったみたいに
スッキリしますよ。
(手動はちょっとイライラします。)

私がよく、入社当初から慌ただしい現場で
「全部やるのは諦めてます~」
と話していたのを印象的に覚えていた上司も、
最近一緒に実践してます。

たまに上司の今後のスケジュールも
一緒に確認する時間を作って、
私が上司が話しているのをメモして印刷して共有することもあります。
(マネージャーみたいですね(笑))

3.文字化のすゝめ:②不安を紙に書き出す

もう不安が募って寝られない!
というときにも、文字化はとても大切です。


不安がある状態とは
そもそもどういう状態かざっくりいうと、
ノルアドレナリンが分泌されている状態です。

ノルアドレナリンは交感神経の一つで、ノルアドレナリンが分泌されることで脳も身体も活動的な状態になっています。
ノルアドレナリンは他にも恐怖を感じているときにも分泌されます。
怖い話をしたあと寝られなくなった、
ジェットコースターを初めて乗ったあと
子どもの寝付きが悪かったなども
ノルアドレナリンの分泌による
交感神経優位の状態になっているときで、
脳も身体も休むスイッチが入っていない状態になっているのです。

それを改善する手っ取り早い方法は、
行動してしまうことです。

でも明日する仕事を寝る前にやったら
業務時間外の持ち帰り残業に
なってしまいますよね。

なので、不安の原因を、
紙に書き、文字化する中で見つけるのです。
どうして不安なのか、書き出してみましょう。

さて。
どこかで明日が不安なときはどんなときか、
例を挙げてみましたね。

そうです。不安を書き出し、
その正体を知ることで、
それは「明日は明日の風が吹く」ことと知り、
不安な気持ちを減らすことができるのはないでしょうか。

それでも不安が沸き上がるときは
是非電話などで声にしてみましょう。
話してみることでも、だんだんと不安がなくなることと思います。

ノルアドレナリンが分泌されているときは、
行動することを求めている状態なので、
何もしないと、行動することを押さえつけ、
より活動をさせようと身体が反応します。

つまり、不安が募ってしまう原因は、不安の原因そのものでなく、不安という感情を抑えつけようとすることなのです。

だから、行動する、書く、話す、
動いてみる、だめなら夜中に走ってみる。

すると、活動的な状態に反応して、次第に分泌が収まっていきます。
原因を探すと言う行動をすることで、不安という感情とも向き合うことができるのです。

ゼロにはならないかもしれませんが、
きっと不安は減っていくと思います。


4.”文字化”は脳の情報を処理する貴重な手段

この現代において、
手書きの文化はどんどん減ってきています。

情報共有もワードやパワーポイント等で資料を用意して配布したり、さまざまなアプリやツールを使って、電子媒体で手軽にやりとりをすることができます。

でも、そういった情報を受け取って、
処理をする脳みそは
今も昔もそれほど大きく変わっていません。

世の中のありとあらゆる情報を
ただ受け取るだけでは、
脳みそは情報を得たつもりになっただけで、
実は自分の中で処理をできずにいる情報は記憶の外に沢山残っているのではないでしょうか。

それでは不安はきっと減っていくことはありません。きちんと受け取った情報を処理する=行動することが大切です。

文字化をする、ということは、自分の頭の中で処理をできたことを整理することです。
つまり文字化をしているときは
脳内の情報を処理している時間になります。
その過程で得られたものは、
きっと不安をなくす種になることでしょう。


ぜひ脳みそが休まり、
心が安らぐために。
興味がある人は実践してみてくださいね。


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