春の空気にチューニングする
寒いのが苦手な私。
数年前に半年ほどビーガン生活をしたら
やり方がまずくて一気に冷え体質に。
なので冬は
冬眠するクマみたいに
つねに身体を固くこわばらせて暮らしている。
身体を固くこわばらせることで
血流はもっと悪くなってしまうので
結果的にもっと冷えが加速してしまうけれど、
身体を緩めると
暖かさが逃げて行ってしまいそうで
怖くて、ゆるめられない。
2月の節分の次の日に立春を迎え、
季節は春になったけれど、
まだまだ寒かった。
この頃の気温を表す言葉で
三寒四温という言葉があるが、
その暖かさに体と心を許した次の日は
また寒さが戻ってきて
どうして昨日
許してしまったのか、
と昨日の自分を恨むくらい寒い。
そうやって身体が徐々に
気温の変化に慣れていくことも
頭ではわかっているのだけれど。
さて、
立春のころよりだいぶ
春らしい日が増えてきた最近。
つい先程、
洗濯物を干していると、
鳥のさえずりが聞こえ
温かな春の日差しが頬を温め
みずみずしい春特有の空気が満ち
風も優しく頬を撫でた。
気持ちよくて思わず深呼吸をする。
そのときに気づいたのが
この空気に似つかわしくない
私の身体のこわばり。
そっか、
もう緩めていいのか
そこで、
身体を空気に溶け込ませるように
ゆっくりと解いた。
春のエネルギーが入ってくる。
日々
七十二候や二十四節気で
自然に意識を向けているつもりだったけど、
自分の身体で自然を体感する。
これがやっぱり
自然とのチューニングを合わせるのに
とてもいいなぁと改めて思った。
私も自然の一部。
自然の流れに沿っていけるように
日々チューニングをするように努めよう。
と、春を迎え、ようやく
心に余裕が生まれたので
そのつぶやき。
実は、公式ラインで
自然とチューニングを合わせる
七十二候のメッセージとコラム
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今日は着飾らず自然体に
書いてみました。
誰かのため、に
ずっと頑張っていたここ最近。
自分を満たすことや
「誰かのため」に
ベクトルが向いていないこと
大切にしていこう、と思います。
noteはそんな場として
活用していきたいな。