0426「リアル対話の飢餓感もおなかもめちゃくちゃ満たされた」
ただの日記です。
火曜日と金曜日は筋トレの日だけれど、先週の金曜日はできなかった。
緊急事態宣言で急遽お休みになった昨日、金曜日の分をはりきって行った。
今朝は筋肉痛がひどい。
わたしは、上半身の筋力が平均以下だそうだ。
下半身は、フラ踊ったり走ったりロードバイク乗ったりしているので、平均以上。下半身はしっかりで、上半身はうすっぺらいというアンバランス。
前にロードバイクのウェア姿で喫茶店に入ったとき、お店のおばちゃんがわたしの足を眺めて「自転車に乗っているから、太ももがしっかりしているのね!」とニコニコしていた。ディスられているのかと思ったけれども、表情を見るに、どうやら褒めてくれたらしい。
「もう下半身の筋トレはしなくていいから、上半身の筋トレを集中してやってください。」とジムのお兄さんにアドバイスされた。
それで、上半身だけの筋トレを週に2回行うことにしている。
前回の筋トレの後、左肩がめちゃくちゃ痛くなった。
その反省を踏まえ、今回は筋トレ後に左側だけ丁寧にストレッチと筋膜リリースをしたら、今度は右肩だけめちゃくちゃ痛くなった。両方バランスよくアフターケアしないとダメなんだねという学び。
起床直後は顔の向きを変えるのもキツかったけれど、夕方(いま18:42)になったら、ふつうに痛くなくなってきた。
最近、全身の筋肉の構造や繋がりを覚えてきて、自分で体を触って「ここが硬くなっているってことは、ここをリリースすればいいな」とかセルフメンテできるようになった。ちょっと嬉しい。
人物画を描くから、人体構造についての基礎知識はもともとあったけれど、本格的に運動をするようになり、メンテナンスのためにマッサージやストレッチに通っているうちに、いろいろ覚えた。
知りたい欲求が強い、なんでなんで君だから「ここが痛いのにどうしてこっちを刺激するんですか」とか「こういう運動をした後は、どういうケアをしたらいいんですか」とか質問しまくっていたのが、よかったのかもしれない。先生やスタッフさんは、いつも丁寧に教えてくれる。
教えてもらったことは、ネット検索したり本を読んだりして(筋肉って名前の漢字とか場所が口頭の説明だけだとわかりにくいですよね)、知識を補完しておく。
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筋トレのち、Mさんのお家にお邪魔して6時間くらいしゃべる。
「いい加減、リアルで人と会話する機会に飢えている」とボヤいたら「わたしもです!ぜひ、我が家に!!!」と招待してくれた。
カラカラに乾いた喉を潤す勢いで会話する。
たくさん話をしたらお腹がすいて、
「Mさん、わたし、おなかすいた……」
と訴えたら、ふわふわのパンにブッラータチーズ(生クリームをモッツァレラチーズで巾着状に包んだ、イタリア発祥のチーズ)と、いりこをたっぷり乗せてトーストしたオープンサンドと、ミニトマトとサニーレタスにレモンを絞ったさわやかなサラダがサッとでてきて感動する。
カリカリになったいりこと、もちもちなチーズの塩味、パンのサクッと感。さいこうに美味しい。
写真をみるとおいしさを思い出して、のどがぐっとなる。
リアル対話の飢餓感もおなかもめちゃくちゃ満たされた。
この外出は、一般的には不要不急の外出にあたるのだろう。けれど、わたしにとって、完全に急を要することだったのだ。それくらい、リアルの対話に飢えていた。でも、実際にMさんと話すまで、その飢餓感をよくわかっていなかった。食べ物を口にして、初めてお腹が空いていたと自覚するときに似ている。
「こういう1日が、人生の思い出になるよね」と帰りの電車でぼんやり考えた。