書き始めて1年。2月3日はnote記念日
最初にこの記事を書いてから、1年。
書いたものは265本。
ふりかえってみよう、この1年を。
noteに書いた言葉たちとわたしのこと。
1年前、noteを書く前のわたしは何してた?
1年前、仕事(公務員)をやめて半ひきこもり生活をしていたわたしは、それでも毎日のように人と会ったり、日々の生活の中心が「外」にあると思っていた。
だけどわたしの中で培った、家で仕事をしたいという思いを捨てられなかった。
インターネットがうまれた創世記のwin95時代に、双子の子育てをしていたわたしは、病気がちなふたりを見ながら家で仕事をしたくて、独学でHP作成を勉強し、その後、恩師であるネットコンサルの方の仕事をやっていた。メールでのwebライター養成講座。いろんなwebshopを売れるサイトにすることが仕事。
ショップの思いや商品に対して”人はどんな文章だったら買いたくなるのか”を毎日まいにち考えていた。
それなのに1年前のわたしは、すべてのことに受動的でしかなかった。
起こる出来事がすべてヒトゴト。
なにが楽しい?なにをしたい?
そうじぶんに聞いてみた。
noteを書き始めたきっかけと引きこもり
家にいると毎日が単調になる。ま、仕事をしていても単調なことの繰り返しになりがちだけど、そのころこころの動きに鈍感になっているじぶんに嫌気がさしていた。はやり病でみんなが家にいるから、家にいることの罪悪感は少ない。いろんな家でできることを考えているときに、顔見知りの星読み占い師さんが「note始めました」とブログに書いてた。
noteを読むことが大好きだったわたしは、その占い師さんを目標にとりあえず書き始めることにした。「文章が販売できる」ということも下心にあった。
今までの知識とHSPの考え方とをマッチングして売ってみたい(読んでもらいたい)
そのころ距離を置きたい人もいて、これがうまくいったら大威張りで家にいることができる。そんな下心まんまんのnote書き始め。
どっぷりと引きこもり生活を始めた。
週に1度か2度の外出のみで、ひたすら家にこもる。
noteの数字はあんまり伸びなかったけど、とりあえず毎日、書いた。そしたらいつの間にか目標の占い師さんのスキ&フォロワー数を超えていた。
でもまだまだじぶんに納得ができない。
鬱とわたし
そんなときあの子から毎日、電話がかかってくるようになった。ムスメたちの友だちで、わたしの若い友人であるA子から「死にたい」という言葉を聞く。毎日のように、聞いてくれるだけでいいというA子のこころの叫びを聞く。わたしは傲慢だった。A子を救いたい。なんとかして生まれてきたことがしあわせなことをわかってもらいたい。
noteにもA子のことを書いた。もちろんA子にはnoteにわたしの気もちを書いてることは言わない。言えない。
でも書くとなぜか彼女はそれを察知したかのように自殺未遂をした。
誰かを救おうなんて傲慢さは、相手を下に見ていることだと書いているうちに気がついた。ただ寄り添いたいという気もちがあれば、それでよかったのだろうか。わたしも闇の中に入っていた。救えなかった思いがこころにずっとある。わたしはnoteの毎日更新をやめた。
最後に話した時、彼女は「さよなら」と言った。
わたしは「またね」と返した。
たぶん彼女はまだ生きてる。それは離れていてもわかる。
じぶんセラピーとコメント&サポート
こころのことを書くのがつらくなっていた。
そしてじぶんにダメ出しばかりする。
どうしても長い記事が書けないから、勝手に3000字チャレンジをした。まったくおもしろくなくて、わけがわからない記事になる。
長い記事が書けないし、たいして内容もないから、有料記事を書いてもたぶん売れないや、と。でも研究だけは毎日やった。
noteに関する本も何冊か読んだ。
noteを知れば知るほど、読みたくなるnoterさんは、じぶんのことを正直に丁寧に大切に綴ってることに気がついた。
うわべだけじゃない根っこにある思いをカタチにしてる。
それがわたしには、伝わる。
有料記事を書くことは、ひとまず脇に置くことにした。
じぶんが読みたくなることを書こう。
そしたら人生初の小説が書けた。
コメントもいただけるようになった。
そしてそのコメントに救われて泣いたことが何度もある。
初めてサポートをいただいた時は、まじで泣いた。
「あれ?わたしの文章、売れたじゃん」
それがじぶんを癒すことになった。
今まで本やnoteの言葉に救われてきたけど、わたしはじぶんを丁寧にあつかって言葉を生んだら、癒されるという新たなセラピー方法を手に入れた。
明らかにじぶんのレベルが上がったと思える瞬間だった。
書くことと向き合うこと
1年経ったからといっても、noteの世界ではまだまだ初心者レベルかもしれない。書くことを仕事にすることは、web作成&webライター時代にいやというほど経験した。クライアントの希望の文章を書くことは、じぶんの書きたい文章にならないことが多い。
わたしはもう誰かの型にはめて、書くことはやりたくない。
仕事にも、たぶん、したくない。
書くことは恥ずかしいこと。これに真正面に向き合いたい。
そしていつもつんく♂さんに救われるけど、最後まで書くことと自分のできることに集中することをやりながら、これからのnoteも書いて読んで、楽しんでいきたいと、そう思ってます。
感謝を込めて
ここまで読んでくれたあなたへ。いつも読んでくれて、スキをいただいて、コメントまでいただいたりして。みなさんにはずっと助けていただいてます。ほんとうにありがとうございます。
コミュ障でひとさまのところでコメントすることが怖いわたしですが、読んでいます。助けていただいてます。
自信がないわたしが自信がもてるようになるには、まだずいぶん時間がかかるかも知れません。だからこそ続けていきたいし、正直にありのままを、書いていきたいと思っています。
また遊んでくださいね。
ありがとうございました。