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「髪を染める」という課金について

こんばんは。まりもです。

人生におけるあらゆる選択を「課金」と考え、
必要なのか不要なのか常に考えているアラサー女です。

今回は、「ヘアカラー」という課金サービスについて考えました。

もちろん美容院ではカラー以外にも
パーマや縮毛矯正など色々な課金メニューがありますが、

今回の記事では、ヘアカラーに焦点を当てて考察したことを書きます。

1.髪を染めることは、課金である

ゲームのどうぶつの森なんかでは、デフォルト(無課金)で髪色をいくらか変えることができますが、

人生というオンラインゲームにおいて、髪色を変えることは課金アイテムです。

日本人の黒髪は美しいと海外では評価されているようですが、

日本人は高校や大学生くらいになると、
何故かこぞって髪色を明るくします。

一度くらい髪を染めたことがある人も多いのではないでしょうか。

かく言う私も、8年近く髪を染め続けていた側の人間です。

2.髪を染めた後もジワジワと課金が押し寄せてくる

髪を1度でも染めると、髪のダメージというのは多かれ少なかれ必ず残ります。

ダメージを修正しようとすると、これにもまた課金が必要になります。

どこで妥協するのかにもよりピンキリではありますが、
ヘアケア関係の課金って、トータルで結構お高い課金になります。

・美容院のトリートメント

・洗い流すトリートメント

・ヘアパック・ヘアマスク

・アウトバストリートメント

・ヘアオイル

などなど、ヘアケアという課金に伴い、ジワジワと必要な課金が増えてくるんです。

そもそも、基礎ケアであるシャンプー/リンスも、どの辺りの金額まで課金するのか。

こう考えてくると、
今まで"何となく"染めていた自分に、
「本当にヘアカラーって、必要なのかな?」と問いかけるようになりました。

重要なのは、
ヘアカラーは課金であり、固定費の一部であるという意識を持つことです。

3. 一度染めると、「そろそろ染め直さなきゃ」の無限ループに陥る

髪を染めたことがある人なら、お分かりかと思います。

根元の"プリン"に耐えられない。気になってしょうがない。

地毛が生えているのを見つけた途端に美容院に行きたくなる。

この精神こそ、ヘアカラー無限課金ループへの入口です。

髪は1度染めたら、思っているよりもなかなか抜け出しにくいんです。

「黒染めすればいいじゃん」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、黒染めというのも人工的な、課金制の黒髪ですので、
他のカラーと同様に少しずつ色は抜けていきます。

しかも、就活など公的なイベントを迎える度に、黒染めという課金をしなければならない。
ヘアカラーには時間もお金も掛かります。ダブル課金です。

4.髪を染めることのメリットももちろんある

多くの人がヘアカラーを楽しんでいます。それには、人生にもたらす利点があるからです。

月並みではありますが、以下に考えたメリットを少しだけ並べました。

・明るい気持ちになれる
髪を染めるだけで、結構気持ちって変わります。意外と気分転換になります。
初めて染めた時の高揚感は、今でも何となく覚えています。

・オシャレは楽しい
好きな服装や化粧に合わせて髪色を変えるのも楽しいですよね。
インナーカラーとかもオシャレで憧れます。

・イメージチェンジできる
これはそのまんまの意味ですね。
人の印象の一部は髪色で形成されているんだなぁと実感します。

かく言う私も、若い頃はずっと自分の髪の毛は茶髪がデフォルトだと信じて疑っていませんでしたし、
時には毛先を真っ赤にブリーチしたりして楽しんでいました。

5.ブリーチは思いの外ダメージが大きすぎる

ここで、ブリーチについても言及させていただきますね。

ヘアカラーでやってみたい色を調べて、
美容師さんに写真を見せると、こう言われることが多い。

「あぁ~、この色はブリーチしないと入らないね~。」

しかし、ブリーチは軽率にやると後悔します。

通常のカラーよりも更に重課金になる

・色味によっては数時間かかるので時間的な意味でも二重の重課金になる

・しかもこんなに重課金してるのに1週間程度で色が抜ける

・正しいケアをしないと本当にゴワゴワの人工毛になる

・爆発的に枝毛が増える


これがブリーチの現実です。

6.自宅でのヘアカラーというプチ課金でもデメリットが多い

では自分で染めてみるのはどうなのかと。
ちなみに、私が初めてヘアカラーデビューした時も
自宅で自分で染めました。

当時今よりも数倍芋&陰キャで、キラキラした美容院に近づくことが怖くて本気で出来なかったからです。

自宅で髪を染めるメリットは、

・とにかくコストが安い
・美容院に行く手間が省ける
・美容院に行く勇気が無くても染められる

何と言ってもこの3つ。
一方で、デメリットについては以下の通り。

・髪の内側まで綺麗に染められない

・美容院のカラーより数倍髪が傷みやすく、ダメージが大きい

頭皮へのダメージも大きい

・毛染めの時に首元や服に色が移る可能性がある

洗面台や浴室が染料で汚れる

・狭い部屋だと染料独特の臭いが充満してしまう

などなど、デメリットも多数です。

7.結局、無課金というデフォルトが1番コスパが良い

自分は色々染めたり考えたりした結果、
結局、地毛黒髪(=無課金)が1番コスパが良いんだなという結論に至りました。

「髪染めるなんてムダ!」「ヘアカラー撲滅せよ!」そんなこと言うつもりは毛頭ありません。

何に課金するかは、人の価値観そのものです。

人生が楽しく豊かになる課金であれば、その課金は十分に価値があります。

私は、ただ"何となく"、"習慣的に"、
美容院で「カラーでお願いします」と伝えるだけで、
人生に大きな課金が上乗せされている
という事実に気づいてしまっただけなんです。

髪をカラーする代金、
それに伴うヘアケア用品への課金、
これらを全部貯金なり投資になり回すことで、ちょっとした財産が築けると思っています。

私はカラーをやめてから、少なくとも1年間の美容院費という固定費はグッと抑えることができました。

美容院って、高いなぁ、お金かかるなぁ、って、
ずっと漠然と思ってたんですが、そうじゃないんですよ。
自分が無意識の内に、高額なオプションをつけて重課金していただけだったんですよ。

どこの美容院でも、カットだけなら3000円もあれば十分にやってくれます。

もう、安い初回クーポンを求めて美容院難民になる必要は無いんだなぁと思っています。

以上が、
ヘアカラーへの課金についての、私の考察でした。

*追記*

ヘアカラーに対してはあまり積極的ではなくなった私ですが、
シャンプーとコンディショナーにだけは少しだけ課金しています。

と言っても、詰め替えで1500円程度の市販のシャンプーです。

美容院で売ってるような、専門的なお高めの課金シャンプーが1番髪には良いと思うのですが、
さすがに毎日使うには高いなぁと抵抗があったため、1500円で着地したという感じです。

シャンプーに限らず、
毎日使うものには少々課金しても良いんじゃないかなと、最近思うようになりした。

最後まで目を通していただき、ありがとうございました。


今回の記事は以上になります。

今後も人生における課金について、考えたことを書いていきますので、
よろしくお願い致します。

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